23日(土)
羽田から一路、関空へ。関空からは和歌山へ。大阪へ飛行機で行くのも初めて。和歌山も初めて。羽田からあっという間についてしまい、MARUは残念そう。
今日は津田さんお誘いのみかん狩り。
真っ青な雲ひとつない青空と澄んだ紺碧の海との間に、深い緑色をした蜜柑山が聳え立つ。
その葉のところどころに橙色に少し緑がさした小粒の蜜柑が鈴なりになっている。
蜜柑の木って背が低いのね、と言うと「背が高かったら摘みにくいでしょ?」とお返事が。
山の上の方へと車は向かう。だけど、土がなんだか乾いていて、石がごろごろしている。
「こういう方がぎゅっとつまった蜜柑になるんだよ。」
知らなかった。
葉がたくさんついていて、小粒でお日様によくあたっている蜜柑が美味しいものだと教わる。
MARUは果敢に上へ上へと上る。ヤマケンから1M登る毎に美味しい蜜柑になるよ、と教えてもらったのでなおさら上へ上へと登る。
途中でずりっと滑り落ちたりしたけれど。
蜜柑は甘くて酸味もしっかりとあり、昔の懐かしい蜜柑の味がした。水っぽくなくて凝縮感がある。
なんといっても、木からもいだ蜜柑ははちきれんばかりにまん丸なのだ。普通、ちょっと皮がぷかっとしているでしょ?それが木からとると蜜柑がまん丸でぱちんぱちんなのだ。
うーんとのびをすれば空と海。見渡せば蜜柑と緑。気持ちいいなあ・・・。
スーパーの袋に入った蜜柑が当たり前と思っていたが、蜜柑はこうやって大事に大事にそだてられているんだ。
そんな当たり前のことも忘れていたなんて。
横を見れば小さい子の中にいるMARUは相変わらずお世話を焼いている。
本当に小さい子が好きだね。小さい子を見ると顔がとろけるんだよね、MARUは。
小さい子達に会うまではヤマケンに散々甘えていたくせに、自分より小さい子に会った途端にお姉さん顔になる。
「MARUが面倒みるね!」みたいな。
-----------
蜜柑を山ほどお土産に頂き、さて大阪のホテルへと向かうとするか・・・と思うが、何分、プライベートで大阪へ来たのは初めてなものだから非常に不安が募る。和歌山からホテルまでたどり着けるのか???
そんな折、Nさんが大阪まで送って下さるという。宿泊予定のホテル近くにお住まいとのこと。
ありがたくお願いすることに。
車の中で、色々とお話しをする。大阪は日帰り出張で「食い倒れ人形」のあるところに寄ったことがあるけれど、それだけです。と言えば、
「この近くの海遊館という水族館いいですよ。今から行きますか?」と仰る。
もう18時過ぎだったにも関わらず、しかもNさんも子連れだったのだが、快く連れて行ってくださる。
この海遊館は縦長の大きな水槽の真ん中が螺旋の坂になっていて、ぐるぐると降りながら水槽をみていく。
ムチャクチャオモシロイ!!
同じ水槽でも上から下から色々な角度から見るので発見がある。
それにジンベイ鮫がいい。
おもしろいなあ。ここは好きな人ときたらだめだな。夢中になって見てしまって、放っておいてしまいそうだから。
結局たっぷり1時間30分は見て回る。
MARUはNさんのとこのT君と仲良く見て回る。車に乗るまではそれほどでもなかったのに、今では二人でキャッキャッ言っている。
水族館を出てホテルへと向かう途中、「道頓堀行きます?」とまたもお誘いを受ける。
すごーく行ってみたかったけれど、さすがにMARUがハイになっていたのでまたの機会の楽しみにとっておくことにした。
Nさん、本当にお世話になりました。
---------------
24日(日)
朝も早からUSJへ。
実は行ってみるまでUSJを馬鹿にしていました。
楽しい!これは映画好きにはいい!かつアメリカ西海岸好きならいい!だってGHIRARDELLIの建物があるんだもの!いやあ懐かしいなあ。
スパイダーマンは最高におもしろかった。グラスをかけてみると、スパイダーマンと一緒に移動できる感覚なのだ。ビルを登っていったり落ちていったり・・・。ちょっと怖かったけれど。ジュラシックパークではコースターをなめていた私とMARUはずぶ濡れになり、日なたぼっこしながら服を乾かしたり。
二人でニコニコしながら遊びまくり、最後は伊丹空港の豚マン食べて東京へ帰ってきました。
-------------
25日(月)
朝、会社に行く前に蜜柑が届きました。山で一つ一つ「これはどうだろう?」ともいだものを津田さんが送ってくださったのです。
早速会社の持って行き、おやつに食べました。みんな、美味しい~と言ってましたよ。
皮をむき蜜柑の香りがすると、目の前にあのときの空と海と蜜柑山が広がります。
きっとこれからも蜜柑を食べる度にあのときの経験を思い出すのでしょうね。
本当に楽しい週末でした。
MARUとの初めての国内旅行はすごく胸に焼きつく思い出ばかりとなりました。
最近のコメント