MARU－LOG

笑って卒業

25日。MARUは６年学んだ学び舎にお別れを告げました。
朝から着付けでバタバタしている母親をからかいつつ、誉めつつ、いつもの調子で準備をしているMARU。

式は静粛に行われたせいか、保育園の卒園式では泣いてしまった私が泣かずにすみました。
退場のとき、MARUは満面の笑顔です。
みんな満面の笑顔です。
泣いている子は一人もいませんでした。

謝恩会。
先生がほっとして泣き、子ども達は笑顔で、会場を後にしました。

いい小学校生活だったと思います。
MARUもやり残したことはないと言い切れるくらいに。

卒業式前日。
通知表と身体測定カードを持ち帰りました。
この６年間でMARUの身長は３６センチ伸び、体重は１６Kg増えました。
身も心も成長しました。

「ママ、これが終わりじゃないからね、合格発表はスタートだよ。」
２月２日。学校を出てすぐにこう言い切ったMARU。

今は、４月の入学を心待ちにしながら春休みを過ごしています。
私はと言えば、MARUのこの６年間の作文やら写真やら眺め、卒業から数日経った今頃、涙もろくなっているのでした。

子どもの成長

軽井沢に行ってきました。本城家の皆に1年数ヶ月ぶりに会いました。

４人の子ども達は確実に成長していて、背は伸び、歩けるようになり、言葉は増え、ゴハンもしっかりと食べられるようになっていました。

モユは相変わらずちょっとの時間ができると本を読んでいます。車の中はそんなモユの本がたくさん。前に会ったときは男兄弟の中で唯一の紅一点。「男の子って乱暴でいやね」とか言ってたのに、今は男兄弟に混じって元気に・・・むしろしきりながら遊んでいます。強くなったね。お口も達者。

コタには「保育園どう？」と聞いてみました。ニコニコして「楽しいよ」ですって。そっか、楽しいんだ。なら大丈夫。１年前よりぐっと体力がつき、小浅間山も先頭きって歩いていました。

カンタは前より身体が絞られたように見えます。言葉も選びながら、そして大人の言葉も細かいところまで聞いていて、そのこだわりにはびっくりしました。怪獣の模型のようなものを目にして「怪獣ね」と言えば、「違うよ、恐竜だよ」と。

カイは全部がぐっと子どもらしく育っていてびっくりです。４人の中で異色の存在感。３人の年上兄弟を見て育っているせいか、２歳なのに自分はみんなと同じにできると思っているかのよう。安定感があります。

この４人にこちらも大きくなったMARUが入ると、４人＋MARUで遊びます。めいっぱい。誰かがついていけない、入れないということも今回はありません。みんな一緒くたになり遊びます。時々、誰かが戻ってきて泣きついたりするけれど、ひとしきりお母さんに泣きついたらまたみんなの輪に戻るのです。

一人一人の成長にももちろん驚いたけれど、この４人＋MARUで遊べるようになったことが一番の驚きです。

喧嘩をしたことないMARUにとって、４人の子どもの中で起こる兄弟喧嘩はほほえましい以外の何物でもありません。

やることがたくさんあるMARUにとって、自然豊かな場所で大らかに暮らしていることがうらやましいようです。

短い時間をめいっぱい遊び倒して東京の家に戻りました。

「いいなあ。軽井沢で暮らしたいなあ。」

やっぱり言われました。

でも次回は一人でも遊びに行けます。MARUだって育っていますもの。

心細かったよ

伸びてしまった髪を切りにMARUと美容院で待ち合わせ。
実はMARU一人で行かせるのは初めてでした。

自宅最寄り駅から乗り換えて表参道まで。そこから歩いて10分。

自信たっぷりに「大丈夫！まかせて！」と言っていたので安心していました。

ですが、「新宿に着いちゃったよぉ。よく分からないから、おうちのある駅まで戻る。」
とメールが。

やっぱり・・・。

MARUからは「美容院に遅れるって言っておいて」とも。
ここはしっかりしている。

駅で待ち顔を見れば心細い雰囲気漂わせ、むっつりと黙っていました。

しばらくして「ママが○○○駅で降りて向かい側の電車に乗って、と言ったからそうしたのに！」
爆発です。。。

あら～ごめんなさいね。
帰りにちゃんと確かめて帰ろうね、と美容院に入りました。

かっこいい今風のお兄さんがたくさんいる美容院をMARUは大好きで、５歳の頃から私と一緒に切ってもらっています。隣で絶え間なくしゃべり続け、私が終わると「ママかわいー！」と言ってくれました。

「ありがとうね」と返事すれば、
「MARUにも言ってよ。普通、親が誉めるのが先でしょ。」ですって。

心細かった分、お口が達者になるのでしょうか。

朝ごはん食べなさい

久しぶりの二日酔い。
昨日は学級委員のママの家で謝恩会の準備をしながら飲んでいました。
食を仕事にしているだけあって選んでくれたワインも出してくれるおつまみも素敵でした。
子ども達は英語塾だったので二人飲み。

MARUの朝ごはんを用意し、私はお茶だけですまそうとすると

「ちゃんとごはんを食べなさい！バーバが『ママは最近痩せちゃったから、MARUちゃんが注意してちゃんとゴハンを食べるように言ってね。』と心配していたよ。ママはMARUみたいにちゃんと朝ごはんを食べなさい！」

これじゃあどっちが母親だか・・・。

大きいおうち

MARUは小さな頃から「お庭のある大きいおうちにみんなで暮らしたい」と言っています。

小学生になりおこづかいをもらうようになってからは「おこづかいはとっておいて大きいおうちを作るんだ！」とよく言っています。

また二人暮らしになり、そして昔よりもお金の感覚が分かるようになったこともあり、ちょっとしたモノを買おうとしたりタクシーに乗ろうとすると「ママ、だめ。それ必要ないから、とっておいて。」と言われます。

MARUは大家族に憧れているのでしょう。

私とMARUと二人だと能率も効率もいいけれど、家族ならではのぶつかり合いや関わり合いを心の奥深くで求めているのでしょう。