MARU－LOG

近況

昨年１１月に入籍し新しい家族との新しい家での生活が始まりました。
その後、７月に引越し。この引越しで得たものはとても多く、まず、MARUのバレエのレッスン場まで徒歩２分、学校まで２０分という近さ、小さいけれど庭があり、近所には川と蛍の住む木立がありと自然にも恵まれています。
引越しは上記の環境改善もありますが、身重の私がゆったりと育休を過ごせる環境でもあります。

そう、１２月１日が出産予定。

１４年ぶりの出産は３９歳という高齢ということもあり、身体的にはMARUの時にはなかった症状が多発しています。つわり、腰痛、入院、妊娠糖尿病の疑い、貧血、逆子、足のむくみ・・・次から次へとよくもまあ起こります。

８ヶ月になった今はようやく身重の身体とうまくやっていことができています。
やっと新しい命を迎え入れる準備をする心と体力の余裕ができ、１４年前と比べて格段に充実したベビーグッズを調べるのが楽しい毎日です。

１４年前と比べてベビー商品の情報が氾濫していることもそうですが、妊娠・出産に関する情報も氾濫しているのにも驚きました。情報的には初産同様の私です。

仕事はいつからお休み？とよく聞かれます。

仕事は休みません。出産間際まで働く予定です。色々言われたりもしましたが、体調の許す限りそうしようと思います。

復帰については未定です。出産が近くなってから決めます。

そんなわけで、再婚してからようやく落ち着いた生活となりましたという近況報告でした。

近況

随分更新から遠ざかっていました。
この２ヶ月は怒涛のごとく時が流れ、流れに身をまかせていたような次第です。

１１月２２日、いい夫婦（ふうふ）の日に入籍しました。
お付き合い「もどき」をしていた彼からの突然のプロポーズ。
プロポーズから１ヶ月半での入籍です。

１１月の大半は海外出張でした。

インドと北京。

出張から帰国した翌日に入籍。

その１週間後に引越し。

ようやく新居に落ち着いた・・・と言いたいところですが、荷物が片付きません。
まあぼちぼちやります。

一年前の今日、一年後にこういう生活になるとは考えてもいませんでした。

パートナーができて家族が増えるっていいものですね。

一人で頑張らなくてもいいという気楽さが私の角をだいぶ削ぎ落としてくれた気がしています。

私の両親兄弟からも旧来の友人からも、これまで一人で頑張ってきたのだから、と祝福されました。

「おめでとう」

って言われるととても嬉しい。

朝起きた時に心を許せる人が隣にいる安心感がとても嬉しい。

試練

ＭＡＲＵの学校は調理の課題がよく出されます。

学校の実習で作った親子丼、鮭のムニエルを連休中に作ってくれました。

材料の買出しは家にあるもの・ないものを確かめて自分で行きます。

「ママは寝てて」

お言葉に甘え横になっていたところ、台所からはパッタンバッタンすごい音がします。

「ママは台所に来ちゃダメよ。」

気になります・・・何をどうしたらそんな音が出るのでしょう。

見に行けばきっと手出し口出ししてしまうのが分かっているから、こらえて横になってます。

「はい！できましたよ～」

たった３０分程度ですが、私にとってはものすごい試練なのでした。

自分で決める

少し前、ＭＡＲＵから部活は音楽部に入りたいのだけどと相談されました。小学生の頃からヴァイオリンをやりたいとは話していましたが、今回もヴァイオリンかヴィオラをやりたいのだと言います。

「部活は週に何日あるの？バレエはどうするの？」と聞くと、バレエは部活が終わってからでも間に合うから・・・ともにょもにょと返事をします。部活は週に４，５回あるそうです。また、ＭＡＲＵの通う学校は附属の音楽高校・大学があるため楽器を扱える生徒が多いのですが、音楽部も小さな頃から楽器を習っている人が多いです。

「部活だけで上手くなることは難しいから、本気なら先生にもつくけどそれでいいの？

楽器をやるなら中途半端にするのはママは嫌だからね。ヴァイオリンはピアノと同じくらいの値段がするのだからちゃんと練習して研鑽してくれるならいいけれど。それと、バレエとの両立は経済的にも難しいからどちらか選んでね。バレエかヴァイオリンか自分でよく考えなさい。」

厳しいようだけど本当のことなので話しました。バイオリンを習うとなるとバレエ並みに費用がかかります。また、まったく初めてなので練習時間も必要です。

それから４，５日経ちました。

バレエのレッスンから帰ってきたＭＡＲＵが「Ａクラスに上がった！」と嬉しそうに報告してきました。

先生に呼ばれ、10月から上のクラスに上がる対象として選ばれたけれど、Ａクラスは週に６回レッスンがあるのだと。その内、何回参加できますか？と聞かれたそうです。

「週に１日は塾なので無理ですが５回は参加します、と先生に伝えたよ。だから部活は家庭科部にしたの。」

先生も子ども本人の口から意思を確認します。Ａクラスはプロを目指す子もいるため、これまでのように親に行かされてるような状態は通用しません。Ａクラスに上がるには本人がバレエを上手くなりたいと思い、頑張ると先生に伝える必要があります。

「５回ならいいよね。」

自分で５回なら通える、通うと決めてきました。

Ａクラスになると高度になるためレッスン量がぐっと増えます。ちなみにＢクラスの今は週に３回のレッスンです。それでも前のバレエ学校では週６回でしたからＭＡＲＵにとっては経験済みで予想可能な範囲でしょうが、他の生徒さんにとってはかなり覚悟が必要かと思います。

「いいのね？週に５回だと月・火・木・金・土、レッスンに行くのよ？」

「うん。決めた。」

Ａクラスは１８時３０分から。

学校の部活を終えてからもレッスンには充分間に合う時間です。

レッスンから帰宅すると疲れてしまっているから、レッスン場の小さな机で宿題やるんだともＭＡＲＵは話していました。

Ａクラスで週５回レッスンを受ける自分の毎日の生活がイメージできているのでしょう。

「土曜日、レッスン見にきてね！２回転見せてあげるから！」

上のクラスに上がる不安を少し前まで口にしていましたが、先生に上がれると言われるとやはり嬉しいのだそう。

自由と責任

「数学の計算テストね、また追試になっちゃったよ・・・」

昨晩の夕飯時にＭＡＲＵが話してきました。

「そう。何回もテスト受けるの大変ね。」と答えた私。

少し間があり、

「ママってさ、テストが追試になっても怒らないよね。クラスの友達のママは怒るんだって。」

「ママが大変なわけじゃないからねぇ。勉強しなくてわからなくて将来苦労するのはＭＡＲＵだからねぇ。」

「・・・ママってさ、やさしいんだか冷たいんだか分からない・・・」


自由には責任が伴うもの。
勉強なまけてついていけなくなって困るのは自分。
寝坊して遅刻して困るのも自分。

自由だけど、責任がわかっていればそれを考えて行動できるようになると信じているから怒らないのよ、ＭＡＲＵ。

（内心、「追試とかあり得ない・・・」と思う私もいます。）