【不思議①】
小学校はなぜ単科の先生が少ないのだろう。
理由として考えられるのは
1.単科制にすると先生の数が増えるのでコストがかかる
2.低学年のうちは学校に慣れることも授業の一つだからころころ先生は変えない
3.小学校の教科は専門性が低いので先生側にも複数教科を教える余裕がある
などなど。
MARUに国語や算数を教えていて思うのだが、いきなりは教えられない。
いや、15ー7=8でしょ、と言う事はできてもそれをMARUの納得いくように教えることは結構難しい。
なので私も事前に用意をする。
物を用意しなくても教科書は読んでおいたり、どうやって教えるか考えてみたり。
担任の先生ともなればこれが複数教科なわけだ。
MARUは今、7科目を教わっている。
7科目の準備かあ。。。
教科書の通りに、マニュアルの通りに教えれば教えられる。
でもそこから自分なりの一工夫をしようと思ったら毎日かなり準備に時間をとられるだろう。
準備の他に宿題のマル付けや連絡帳への返事、事務などなどがあるわけで。
生徒が帰る15時位から準備ができるわけだが、時間は余りにも少ない。
これに加えてもっと色んな教え方を学びたい、教科について深く知りたいと思ったらますます時間はなくなる。
単科にすれば先生の学ぶ時間を増やせるのに。
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【不思議②】
小学校ではなぜ美術の見方を教えないのだろう。
MARUの学校で作品展をこの間やっていた。
作品の間で遊び走る子供がしょっちゅう先生に怒られている。
作品を見るでもなくおしゃべりをしている。
まっさらな状態で見る楽しみもある。
が、事前準備をして見る楽しみもあるのだ。
自分で解釈をする楽しみ。
そして美しいものへの素直な感動。
見られるものの作り方は教えるのに、見る方法をなぜ教えない?
不思議だ。
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