MARUには小児喘息の持病があります。
小さな頃から風邪をひくと咳がひどく、夜中に病院に連れていくこともよくありました。
小学生になってからも毎月、耳鼻科で診察してもらっていましたがその時は「風邪」と言われていました。
しかし、4年生の頃、ふと見返した「おくすり手帳」。毎月通ってるのによくならない・・・。
循環器専門の医師にアレルギー検査から行っていただいた結果がアレルギー性の小児喘息でした。アレルゲンはスギ花粉とハウスダスト。
MARUは9月いっぱい、バレエのレッスンをお休みしています。
バレエのレッスン量が増えるほどにピークフロー(喘息の状態を計る数値。気道の狭さを知ることができます)の数値が悪くなりました。発表会が終わった今は2月の発表会まで時間もあるので大事をとることにしました。
毎日MARUがやっていること。
・喘息日誌をつける(天気、発作有無、鼻や咳の有無、体調、ピークフロー、熱)
・抗アレルギー薬を飲む
・ステロイドの吸入薬をする(すぐにウガイをして飲み込まない)
でもMARUはここ数年、発作になっていません。
発作には軽発作から重発作まであります。いわゆる咳がとまらなくなり寝込むのは重発作。ここまでなったら点滴しかありませんが、この状態にまでしないことが大事なのです。
なので風邪をひかさないよう家族皆が気を使っています。しかし子どもは元気になるほど自分の持病を忘れるんですね。涼しくなってきた今の季節、布団をはいで大の字で眠るMARUに、夜中にトイレに行く家族がその度ごとに布団をかけ直します。
今一番恐れているのは新型インフルエンザ。毎年、MARUだけはいち早くワクチンをうつのですが、今回はどうなることでしょうか。
そんなこんなで大人になるまで完治しない小児喘息は、毎日うまく付き合っていくしかないのです。喘息だからといってやりたいことをあきらめるのではなく、やりたいことをやるためにどうしたらやれるのか、そんな感じで今は喘息とうまく付き合い、深刻に考えすぎないように、でも予防できることはするようにしています。
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