MARU－LOG

大連

仕事で大連に行ってきました。

中国本土に足をおろすのは初めてです。

中国はオリンピックを控えているためマナーや町並みや清掃を努力しているとは聞いていましたが、大連も噂に違わず綺麗な街でした。道路にはほとんどゴミは落ちておらず、建物は欧米風で道路も広く、パリのように円形広場を核として放射線状に延びる道路。

そして何より治安がいい。

仕事の合間に時間ができると他の社員と一緒に町をひたすら歩きました。

表の大連だけでなく裏も見たかったので。

ロシア統治時代に恐らくロシア人が住んでいたと思われるレンガ作りの家並み。古びた味のある建物なのですあ、今では低所得者が好きなように改築、増築しているためぼろぼろです。何とももったいない。。。

地元の人が行く市場は品数、種類が豊富で活気があり、ご飯も安くて美味しく最高でした。

飛行機から見える大連の街は欧米風の建物が立ち並ぶ優雅な雰囲気のある街です。

また、公園も多数整備されており、しかも綺麗。日本の公園が恥ずかしくなります。

昨年も訪中した同僚は「去年と違う！空港はこんな綺麗じゃなかった！何もなかった！」とこの1年の変化に驚いていました。

社会主義国家としての中国の面影はほとんどありません。敢えていうなら風俗店が非常に少ないことでしょうか。

人々が働くモチベーションは完全に資本主義です。

バレエとの両立

９９％が中学受験をするS小学校。

昨年は2月1日に出席者７人。授業にならず遠足に行ったそうです。

最近、ＭＡＲＵの生活や価値観はバレエが中心になってきています。例えば、正座は足の形が悪くなるからしない。お風呂上りに足をマッサージする。テレビを見ながら柔軟をする。などなど最近は小さな約束ごとが増えてきました。

ここ半年、中学受験や塾のことを悩んできていましたが、決めました。ＭＡＲＵとも話し合いました。

バレエをお稽古事にしたくない、プロになりたいというＭＡＲＵの希望をできるだけ助けたいと思います。

バレエは中学が一つの山場です。体が子供から大人に変わるのと、コンクールに出られるようになること。

中高一貫校に通えれば、高校受験がないためバレエに集中することができるはず。

受かるかどうかはわかりませんが、これから中学受験までバレエと受験勉強の二足のわらじです。今年の秋にようやく履けるトゥシューズ。つま先で自分の体重を支えるにはそれに適した筋肉をつけなければなりません。筋肉は1週間もレッスンを休むとおちてしまいます。なのでレッスンを減らしたくないというＭＡＲＵ。

もうすぐ冬の発表会です。先日、合同レッスンで「眠れる森の美女」を見たそうで、家の中で歌いながらずっと踊っていました。

Ｍ「バレエもっとうまくなりたい。コンクール出たい。」

最近、言われました。

欧米のバレエ学校はバレエ学校に入学する時点でプロを目指すということ。それに対し日本のバレエ学校はあくまでもお稽古事の延長線上です。ＭＡＲＵの体型しかり。

基準からいったらプロになるのはかなり不利。でも自分がどこまでできるのか試したいと思っている間は、思う存分やればいいと思っています。

心のぎざぎざ

外では仕事人間なのだけど、家に帰ると母親で、それから娘で、という役割に時々疲れることもある。

大概、楽しんでいるのだけれど、たまにはそんなときもある。

皆が寝静まった夜なんかに一人で「ふー・・・」とため息つく。

ビジネスでは男性も女性もなく、仕事ができるかどうかの世界だからそこだけに没頭できるのだけれども、家に帰ると何も出来ない女の子に戻ってしまうような、そんな感覚。

テレビを見る時間

ＭＡＲＵのバレエ発表会は小２から年２回になりました。８月と２月です。２月ということは、もう迫っています。毎回のレッスン終了が１９時近くになりますので、家に着くのは１９時半は軽くまわってしまいます。

食事と宿題を終え、入浴すると２１時半になってしまい、下手をすると寝るのが２２時。２１時にはベッドに入るのが約束ですが、発表会前のこの時期はなかなか実現するのが難しい。

ただでさえ時間が足りないのにテレビをみてうだうだしているＭＡＲＵ。何度声をかけてもなかなかお風呂に入りません。

そんなことが続きました。

し「２１時にベッドに入らないと、バレエで使った筋肉が傷んだままで治らないよ。たくさん眠らないと治らないのよ。」

「バレエを思いっきりしたいなら、帰るのが遅いのだからテレビを見る時間はないよね。どちらかあきらめないと。」

「バレエの回数減らせばテレビを見る時間をとれると思うけれど？どうする？」

Ｍ「やだ！！」

・・・というわけでテレビをあきらめたＭＡＲＵでした。

鉄瓶

南部鉄瓶を手に入れました。

鉄なのでさびるため使用する前に準備が必要です。

お湯を沸かしては捨て、沸かしては捨て、鉄瓶内部に「膜」をつくります。

が、これが難しい。お湯を捨てて完全に鉄瓶を乾かしますが、明朝にどうしても錆が出てしまいます。

この錆を洗い落とすと「膜」まで落ちるため、またやり直しです。

そんな日々が１週間。

う～ん。１ヶ月はかかると言われたことありますが、どうやら本当のようです。

鉄瓶で入れるお湯は甘露の味。

早く飲みたいな～。