仕事で移動中、携帯に公衆電話から電話がありました。学校からかけてきたMARUです。
M「ママ~今だいじょうぶ?」
し「うん、なあに?」
M「あのね、明日ねみんな行くのだけど、あのね、えっとお仕事邪魔してごめん・・・」
プツッと電話が切れました。
入れたお金は多分10円。10秒ていどでしょうか、話せるのは。
M「あ、ごめんごめん、お金がなくなっちゃった。それでね、えっと、みんな行くの。いい?」
し「だから何が?」
M「11:30までなの。予定あったっけ?・・・」プツッ・・・
なかなか主題にたどりつけません。
M「あのね・・」
し「だからなに?」
M「寺子屋で勉強するの。9時から11時半まで。寺子屋はね・・・」
し「あーもうわかったからいいわよ。」
M「ありがとう!」
結局分かったのは土曜日に「寺子屋」なるものが9時から11時半まであるということだけ。
帰宅後に聞いたところ、もうじきあるテストに備えて学校で「寺子屋」と名付けた会があるそう。それの英語にMARUは出たいということでした。
MARUの学校は通信簿がありません。中間テストも期末テストもありません。
あるのは、毎回の授業の度にある小テスト、単元が終わったら行われる単元テスト、科目によってはまとめのテスト。まとめのテストは「テストゾーン」という期間が設定され、テストをやる科目は、通常授業がテストになるらしいです。テストのない科目は通常授業です。
MARUの学校はそんなわけで毎日復習やらテスト勉強やらを自宅でさせる方針なので、MARUは毎日机に向かっています。中学受験の頃より勉強量も集中度もすごい。
先日、MARUの友人が遊びに来て「受験が終わったら勉強しなくていいと思ったのに、毎日大変。」と話していました。
MARUも「テストが毎回あってやだ~」とは言っていますが、基本的には中学の勉強を面白いと思っているようです。こつこつやるのがMARUのいいところです。合格発表を見た帰りの道で「ママ、これがスタートだからね。」と言ったMARUの姿を思い出します。
寺子屋。いい響きです。塾じゃなくて寺子屋。補習じゃなくて寺子屋。先生が授業をするのではないようです。
先生は休日出勤してくださるのですね。ありがたいことです。
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