鎌倉の実家近くの海には洞窟があります。
昔は海水浴場だったのですが、今は岩が出てしまい海水浴場ではなくなりました
洞窟の前の海は潮の流れが速く、渦を巻いているためここでは泳ぐことはできません。
一枚目の写真の洞窟は意図的に掘られたもの。上のほうに大砲用の四角い窓があるのがわかるでしょうか。
二枚目の写真の洞窟はおそらく天然のもの。
どちらも小学生の頃は肝試しによく使われていたのですが、誰も奥までたどりつけなかったような記憶があります。
それくらい暗くて恐いのです。
床は海水でぬるぬるとし、天井には蝙蝠がいます。
誰も奥まで入ったことないから想像だけは膨らみ、妖怪やらお化けやらいろんなモノが潜んでいるとまことしやかに子ども達の間では語り継がれていたものです。
洞窟の中は恐い場所だけど、海岸は静かで人は少なくて、貝殻も多いし波で角を削られたガラスの破片も多いし、私とMARUにはお気に入りの海岸だったのですが、最近はみんなそう思うようで人も随分増えています。
ここを自分が子どもを連れて歩くようになるとは、当時は考えたこともありませんでした。
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