MARUがよくこういう。
「最近ね、○○ちゃんと一緒に遊んでいるんだ。」
大親友のSちゃんとはもちろんべったりなのだが、そこにいろんな子が出たり入ったりしているよう。
ふ~ん、と大して考えもせず返事をして、MARUもそれ以上は何もしゃべらず。
○○ちゃんと遊んだ話を楽しそうにする。
久しぶりに学校にいったら、MARUの一言に込められている事情がよくわかった。
懇談会終了後、○○ちゃんのお父さんがご挨拶された。
「MARUちゃんには本当によく遊んでいただいて・・・」
「あらそうなんですね~こちらこそ」なんて短い会話をして別れた。
数人のママ達とお茶飲みながらおしゃべりしていると、
「MARUちゃんは緊急避難場所なのよね。」
え?なにそれ?と問えば、「クラスの気が強い子がいじめた子にMARUちゃんは必ず声をかけて『一緒に遊ぼう』って言うのよ。知らなかったの?一人ぼっちになった子に声をかけるのはMARUちゃんだけなのよ。」
・・・そうだったんだ・・・何も言わないから知らなかった。
○○ちゃんはその時々で違う。
数日のこともあれば何カ月かのこともある。でも決まってMARUとSちゃんから離れる。MARUにとってのSちゃんみたいな友達を作って、離れる。
○○ちゃんのお父さん以外にも、よく「MARUちゃんには良くしていただいて」とか「うちの子が最近学校が楽しいと言ってくれるようになった」とか、大して話をしたことないママ達から言われてきたのも、MARUがそのお嬢さん達に声をかけて遊んでいたからなのだ。
(なんであのママが私に声をかけるのだろう??と私は?と思ってきたのだけど。)
MARU、やるね。ママはあなたを誇りに思うよ。
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