8月9日(日)のMARUのバレエ発表会は、無事に終了しました。
普段のおちゃらけキャラはどうした!というくらいの堂々たる踊りっぷりに、私、母、お客様が涙ぐみながら見ていました。親ばかですね。
でも、あの舞台度胸はすごい。舞台に出るや品ある王女として、でも可愛らしさもあるオーロラ姫になるのですから。
誰にも似ていない、MARUの個性です。
ご来場くださった皆さん、バレエのお友達やお母様から踊りをとてもお褒め頂きました。MARU本人は技術的にどうだったのか、一緒に踊ったもう一人のオーロラ姫と比べてどうだったのかがとても気になるところ。
私はといえば、9日を迎えるまでのMARUの努力を一番良くしっているから、その頑張りに拍手してあげたい。
今年は本番までに色々ありました。
配役発表が4月中旬。
妬み、嫉み、意地悪、陰口・・・
1回のレッスンが3時間×1ヶ月毎日=90時間
レッスン中は一切水を飲めません。
レッスン中は床に座ることもバーに寄りかかることも一切許されません。
バレエ学校に入れば会う先生全てに「今年はオーロラね。すごい役をいただいたわね。頑張って。」と励ましならぬハッパをかけられる毎日。
振り付けを間違えれば「オーロラのくせに」と言われ、
上手に踊れても「オーロラなんだから当たり前」と言われ。
一緒に帰ってくれる友人がいなくなっても、
足の指全部にマメができてつぶれても、
喘息で苦しくなっても、
期待のプレッシャーにつらくなっても、
でも、
MARUは今年、最後まで「やめる」とは言いませんでした。
「オーロラは私が踊る。
他の人には踊られたくない。」
これだけが本番までMARUを支えていたのだと思います。
踊りももちろん素敵でした。
ピケ10回転も完璧に。
足は常に高く、膝はまっすぐ。
足の甲は充分に柔らかく。
若い王女様の可憐さと快活さがよく表れていました。
素敵な踊りという結果が出せて本当によかった。MARUの自信の確実な根拠。努力の日々が支える自信。
でも、結果を支える毎日の努力を私は一番誉めてあげたいです。
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