久しぶりに1人になる時間をとれたので上野の国立博物館で開かれている「唐招提寺展」に行ってきた。
鑑真和上に並んで同じ目線であの襖絵を眺めるなんてそうそうできることではない。
絵の素晴らしさはもちろんのこと、あの襖絵を描きあげた東山魁夷さんの鑑真和上に対する尊敬と愛情を感じずにいられなかった。
久しぶりに眺めながら目頭が熱くなる自分を感じていた。
無心の善意はいつでも感動を起こすことをまた実感。
鑑真和上は閉じられた目の奥で何を見ていたのか。
この展覧会で私はその解を感じ取った。
そして出来ることならばこれを本物の金堂の中でも経験したいと思う。
そしてこの経験は必ずMARU達にも受け継がねばならないと思う。
残すべきものだ。
コメント