家に帰りテレビをつけたらNHK教育で「わくわく授業 算数」なるものをやっていた。
ゲームから始めて小数点のある数を学ぶというもの。
ゲームをしていると子供達はルール(=規則性)を見つける。
それが分かれば応用がきく。
ゲームからなので算数が得意・不得意でもみんな同じ土俵で学びたい気持ちになれる。
先生の言葉が印象的。
「深く学びたければ『急がば回れ』なんですよ」
0.1が10個で1。
こういって教えるのは簡単。でも子供の心には残らない。
「教えることの基本は、『自分のことは忘れてくれていい』ということだと思うんです。
自分自身ではなく、自分が伝えた数学が生徒の中に残っていくかどうか。
はっきり目に見えるものではなくても、その授業で得たものがちゃんとあって、
『数学の授業を受けてよかった』と生徒に言ってもらえればいいのになあ、と思うんですよ。
『あの先生の授業は面白かったね、内容は忘れたけど』と言われたら、それは教育の失敗だと思う。」
(「教育とはなんだ」 重松清 著/筑摩書房
「2.授業とはなんだ 『数学』 新井紀子氏に聞く」 P.41~57)
では、数学とはなんだ?
小学校の時、小数点のある割り算だけが、どうしても理解できずに現在に至ります。(計算法はわかりますが、理屈は判りません)教育ってムツカシイし大切ですよね。
それを教えてくれたのは、教育実習の先生でした。
恨んではいないけれど、今になって色々考える事がありますね。
中学校レベルの数学も解けない先生が居るなんてニュースが良く出ていますが、そんな先生に当たった子どもは可愛そうですよね。
投稿情報: つだ | 2004/11/19 10:42
つださん、こんにちは。
私も算数の計算方法は分かっても理屈がよく分からなかったです。
でも、算数を学んだことは良かったと思っています。
なんのために算数や数学を学ぶのか。
私は物事をロジカルに考えることができるようになるためだと思うのです。
意味づけは人によりそれぞれだと思いますが。
何のためにその勉強を今しているのか。
これをしっかりと教えて欲しいですねえ。
投稿情報: 志乃 | 2004/11/19 16:49