MARU－LOG

「琳派 RIMPA展」

１０月３日までなのを思い出し「琳派　RIMPA展」に急遽駆け込む。
金曜日は２０時まで開いているのが嬉しい。

見といてよかった。

数年前に見た尾形光琳の「燕子花図屏風」が私にとって琳派のベンチマーク。
それを思い出しながら見ていく。

琳派とは何か。

テーマを観る人にわかりやすく伝える。伝えるために絵を選ぶ。
飾り方を考える。説明文を工夫する。

これまでたくさんの展覧会を見てきたが初めてテーマを実感する。
観てもらう側と観る側と。
一緒になって考える。

そういう意味でもとても良い展覧会だった。
カタログも今までになく分かりやすい。
観た後に理解を深めるために読みたいと思わせられるカタログも初めて。

＊ちなみに根津美術館にある「燕子花図屏風」は修復中だけど
　「那智の滝」は公開中らしい。
＊「琳派　RIMPA展」で気に入った絵：
　　１．今村紫紅「龍虎」　
　　２．尾形光琳「風神雷神図屏風」
　　３．本阿弥光悦書俵屋宗達「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」　
　　４．加山又造「千羽鶴」

アイロンかけ

たまったアイロンかけをしていた。

ハンカチのアイロンをかけていた。

まず４辺をかけて、真ん中をかけて、たたむ。
たたみながら母にたたみ方を教わった頃のことを思い出した。

「紳士はね、女の子がベンチに座る時にサッとハンカチを敷けるよう
こうやってたたむのよ。」

そう言ってたたみ方を教えてくれた。
私が中学生の時のこと。

その私も７歳の母。
受け継ぐものと捨てるもの、新しくなるもの。

そんなこと考えながら洋服の山にアイロンかけをしていた。

山車と秋刀魚と長襦袢、そして二人暮らし

９月１９日

近所の熊野神社のお祭り。
神社近辺の商店街などから多数の御神輿が出る。
うちの近所は「青山３，４丁目商店会」と「表参道」から。
両者で張り合い、「表参道」の会長さんはうちの父に「お孫さん、うちの方で御神輿
担がない？」と誘いにくる。

こういう張り合いはいいね。

MARUは小さすぎて御神輿は担げず、山車を引っ張ることに。
子供は総勢１００人。
青山は「山」というだけあり、アップダウンが激しく、思ったより山車を引っ張るのは大変。
私も汗だくになり手伝う。

１時間３０分かけて練り歩き、ご褒美のお菓子をもらえばそれまでの大変さも
何のその。
ニコニコ顔で家に帰るMARUでした。

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その後、急いで「秋刀魚の会」へ。
エレベーター乗るとすでに秋刀魚の匂いが・・・。
いいの？また引越しになるのでは？と思いつつ、ドアを開ける。

いつもと違い、ワラワラと子供達が出迎えてくれる。

２ヶ月前に行った時に比べておしゃべりになっていた然に驚く。
子供の成長スピードはすごいね。
鼓太郎もお座り出切る様になっていたし。

０、１、２、３、７歳の子供達。MARUが筆頭。俄然、張り切るMARU。
小さい子大好きだからね。
MARUが歩けば１、２、３歳の子達が後についていく。
MARUは張り切りすぎて、小さい子がしたら危ないことをしてしまうので
（２段ベッドの上から飛び降りるとか、ね）
そういう時は注意する。でもそれ以外は安心して見ていられた。
こうしてみるとMARUも随分大きくなったものだ。

気持ちのいい仲間と共にいつもの飲み。

加賀谷君がとったヤマケンの勇姿「食い倒れ日記　沖縄編」のビデオを見つつ、
blogを動画で見る凄さに驚く。この食いっぷりはすごすぎる。
インターバル２時間で次のお店へ行くとは・・・。
いつかリアル「食い倒れ」を見てみたい。

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２０日

朝一番で鎌倉に長襦袢をとりに行く。
そしてすぐ青山へ帰り、出かける直前の母に確かめてもらう。
いいなあ・・・これからハワイか。気をつけてね。

さて、今日からしばらくMARUと二人暮らし。
これはこれでいいものです。二人のペースで生活することも息抜きですから。

三華邸に長襦袢を渡しに行き、そのままMARUと六本木ヒルズへ。
「アイロボット」観ました。
△です。CGはすごいけれど。
スパイダーマンを本当は見たかったけれど、終ってしまっていた。残念。
どこかでやってないかしら。

そうそう、ヴァージンシネマはネットで席を予約できるのですがこれがいいのです。
六本木ヒルズの映画館は土日ともなるとチケット買うのに長蛇の列なのでお勧めです。

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２１日

二人暮らし２日目。
うーん・・・母に頼りっきりだった家事部分が痛い・・・。
MARUのごはんと支度を手伝い、夕食の準備して、洗濯物干して、朝食の片づけをし・・・
３月まで毎日やっていたことなのにてこずる。
幸い、今週は休みが多いからいいようなものの。

今日はMARUの大好きな私の従兄弟が面倒みていてくれたので
MARUはうかれっぱなしだったようだ。

京都出張だったので、MARUの好きな生麩に餡が入っていて笹の葉でくるまれている
お菓子を買って帰る。あんなしの生麩も買って帰る。これは小さめに切って黄な粉をかけると
MARUはたくさん食べてくれるので。

トランプするまで帰っちゃだめ！と従兄弟にせがんでいたMARUも大好きなお菓子を
目の前に、お菓子を従兄弟と一緒に食べたらバイバイね、に納得する。
でも、玄関でしがみついて離れなかったのだが・・・。

さ、明日も頑張ろ。

三華邸にて

三華邸にて待ちに待った着物合わせ。
MARUの七五三と私のを一つずつ。

着物は鎌倉の染め屋さんにいつもはお願いしているのですが
東京を基点に生活をし始めたこともあり、着物をお願いできる
ところがあればいいなと思っていました。

そんな折り、しんちゃんからというかヤマケンから華ちゃんを紹介してもらいました。

事前に本城邸にてお会いしていたこともあり、早速、帯をお預けして
私とMARUに合うものを用意していただくことに。

その着物を合わせてみる日が今日だったのです。

「9月すぎに」ということでしたので随分時間がかかるなと思ったのですが
着物を見て納得。どれもこれも私とMARUに「似合う」のです。

いや、自画自賛というのではなく、私とMARUの為に一つ一つ選ばれた
ということが分かるのです。1枚１枚がテーマがある。そんな着物ばかり。

ものすごく選ぶのに苦労しました・・・・というほどでもなく、
どれもこれも素敵でしたが、華さんとご両親がいいと思うものを
私もいい思い、すんなりと決まりました。

おもしろかったのは、先にMARUが合わせて頂いたのですが、
自分の時にはニコニコ顔の得意気なのに私が着物を合わせて「どう？」と
聞けば、「変なの！」と対抗心丸出しなMARU。
すでに女？　自分より綺麗な女は許せない？

着物だけでなく小物の合わせ方もセンス良く、すっかり感心してしまった私です。

さて、出来上がりは10月下旬。
お楽しみに。

おかえりなさい

TypePadはかなり色々できておもしろい。

でも今のところ一番気に入っているのは、ログインしたときに
「おかえりなさい」と表示されること。

「こんにちは」ではないのよね。

「おかえりなさい」はとても日本的な表現。

旅館に泊まると帰るときに「いってらっしゃい」と言われることがある。
それは「次回も来てね」の意なのだが。

「おかえりなさい」

自動的に出ているだけだとわかっていても、
ログインする度にホッとするのは私だけだろうか。