MARU－LOG

鎌倉での休日

連休中に鎌倉の家へ行った。

浜辺へ遊びに行き、帰りに父がしょっていた背負いかごをしょうと言う。
竹でできた籠はかなりの重さだ。
それでもしょうといってきかない。
あっちへふらふら、こっちへふらふら。
久しぶりの浜辺の砂は都会っ子になってしまったMARUには気持ちが悪いらしく、しきりに足についた砂を落としている。
でも、籠が重くてふらふら。

天気もよく海も空もまだ今の季節は澄んでいる。

母の日

MARUはよく手紙をくれます。ある時期は毎日くれました。
母の日にも毎年手紙をくれます。
いつもだいたい同じような文面なのですが、でも嬉しいです。今年はこうでした。
「ママへ
いっつもいっつもおいしいおいしいごはんとか
ぎゅ～～をしてくれたり、
いっしょにあそんでくれてありがとう！！」

が、プレゼント付きは初めて。バーバと一緒に買物に行き、MARUが選んだとのこと。ラッピングもMARUのこだわりが。

可愛いタオルをありがとう。
そして可愛い手紙をありがとう。

「ママが喜ぶと思って」という言葉がママは一番嬉しいです。
またまた目がうるんでしまいました。

地震

朝からMARUが「お腹いたい・・・」と。
とても珍しい。
しばらくすると吐き出した。

吐いては落ち着き、また吐いては落ち着きを繰り返す。
連休の遊び疲れが胃腸の風邪にきたのだろうか。
と思っているとまたトイレにしゃがみこむMARU。
背中をさすっていると全身でがたがたと震えだした。

M「地震！ママ、地震！」
自らの震えを地震と思ったらしい。
落ち着いた頃を見計らい、日赤病院の救急で診療してもらう。やはりお腹の風邪。疲れが出たそうなので一日安静にとのこと。

それにしても救急で待っている人の多いこと。30人はいただろうか。帰る頃にはぞくぞくと増えている。

笑顔

蓼科にいる間、MARUはずっとMちゃんと犬のSにくっついていました。

2人＋１匹でワンセット。
MARUがいなければMちゃんかSを探せというくらいに。
志「抱っこさせて」といってもM「ママはあきちゃった」ですって。

Mちゃんがいなければ他の人にべた～。大抵、誰かの膝の上にいます。
これでも小学校2年生です。
旅行の間はとにかく甘えていました。まるで保育園時代に戻ったかのように。いえ、あの頃よりも甘えっ子。あの頃はMARUもいじらしいくらいに頑張っていましたから。
でも、大人がたくさんいて、子どもが一人のこの旅行ではもう、我が物顔です。
もちろん、そのせいだけではないと思います。この1年でMARUは随分と明るくなりました。わがままにもなりました。我慢をしないことも多くなりました。でも、以前のやたら聞き分けのいいという肩に力の入った頑張りの角がとれたように思えます。本当によく笑うようになりましたもの。

ともかく、この旅行中は誰かにくっついてばかり。いつも誰かとおしゃべりしています。

宝物の「たまごっち」なんか見向きもしません。もっと楽しいことがたくさんあるから。

MARUの服の汚れ方と「楽しい」度は比例します。
去年のサマーキャンプもそうでした。バリもそうでした。そして今回も白黒のボーダーかと見間違えたほどに汚れた靴下と、牛のようにぶちになった白いTシャツを見ながらMARUが昼間楽しんでいたのが分かります。

大漁

連休の前半は友人の蓼科の別荘にお邪魔しました。
蓼科はとても涼しく乾燥しているところです。周りは松と白樺の林に囲まれています。

「林」と「森」の違いって知ってますか？　私は知りませんでした。なんでも人の手がはいっているのを「林」と言うそうです。
なので今回お邪魔した「○○の森」は適切に管理されているところでしたので本当は「林」なんですね。

MARUが釣りをしたことないというのでマス釣りに行くことに。
釣りといっても釣堀です。でも、最近はコンクリート槽ではなく「渓流釣り」なんですね。渓流釣りとはいっても上から時々マスを離してくれますので、誰でも簡単に釣ることができます。

二人して慣れない手つきで針に餌をつけ、糸を川にたらしたその瞬間。
グググ！！！
MARUのにかかりました！

早かったです。あっという間の出来事でした。
それから気をよくしたMARUは次々に釣っていきます。私が3度も逃したところでさえ、MARUは1度で釣り上げました。
よく見ているとMARUは魚が食いついてもじっくりと待っているんです。ちょっと餌をつつかれたくらいじゃ竿を上げない。しっかりと餌を飲み込んだ時にサッと上げている。
我が子ながらお見事！

随分釣り上げました。今回の旅行は料理上手のOさんがいるので、このマスはおまかせです。香草を詰めて焼くのと、燻製にするのだそうです。

別荘に帰る途中、蓼科湖の周りは今が満開の桜並木でした。
折しもいい風が吹き、桜が吹雪のように舞っています。私はこの散り始めの桜が一番好きです。それも私が好きな山桜。なんともいえない幸せな気分です。