MARU－LOG

こうしたい

職場を変えたら一緒に働く人たちが替わった。
当たり前だけど。

働く人たちが替わったら考え方も働き方も替わった。

大企業。
上から言われたことを遂行する。
意見があってもほとんど言わない。まあうちの部署は言っている方だけど
それでも今までの職場と比べると議論する、ブレストするということがない。

なぜ？

異論激論は和を乱し組織として管理していけないから。

それでいいの？

書類、書類、書類。申請、申請、申請。

でもマネージメントが出来ているとも思えない。
少なくとも時間と人的リソースのマネージメントに課題があることは明らか。

そして一番の課題はリーダーシップを持った人が見当たらないこと。

入社して3週間たち、「○○でない」という驚きは一段落。
4週目の今は「○○したい」。

絵姿は見えている。良くしていきたい気持ちもある。
後は進め方。プライオリティのつけ方。周りの巻き込みも大事。

手強いけれどちょっとワクワク。新しいことに驚きやすい会社みたい
だからそうっとそうっと。

まずは自分の中にイメージを作る。

ぼちぼちいこか

タイムマネジメントがとても下手である。

例えば、時間がなくても家の中に気になることがあると出られない。
台所に食器が重なっていたりガス台が汚かったり。
床は汚くても気にならないが台所とリビングだけはだめ。
何かしようと思った時にすぐ動けない環境がすごく気になるたちなのだ。

今の会社は早くに帰れると聞いていたので、それも決定要因の一つだった。
だが働き始めるとけっこう違う。
帰りは決して早くないし、１年間に１２科目も試験を受けなければならない。
（しかも６０点で合格のものを９０点以上で合格しなけれいけない！）
仕事はまあ仕方ない。
だがプライベートの時間もかなり試験に費やさねばならないとは知らなかった。
一方、教員の勉強もある。

時間をどう使っていけばいいのやら。
ただでさえ下手なのに。

「１日７２時間ならいいのに！」と叫んでも現実は変わらない。

「どないしたらええのんやろ」・・・

「ぼちぼちいこか」のカバ君流に言うなれば・・・
「そや！
　ここらでちょっと　ひとやすみ。
　ま、ぼちぼちいこか、ということや」

でんでん虫の悲しみ

転職して新しい会社で働き始めてから思うこと。

どこも同じ。

苦手な人もいるし、合う人もいる。
不愉快な人もいるし、楽しい人もいる。
プライベートとパブリックがぐちゃぐちゃの人もいれば、
声をかける隙もないほど綺麗に線引きする人もいる。
経験値の人もいれば、論理思考の人もいる。

いろ～んな人がいる。

５５００人のおっきい組織なのでこれまでよりも
もっといろんな人がいる。

どこ行ってもおんなじ。
でんでん虫と同じ。

どこいったって悲しみだって怒りだって寂しさだってある。
どこいったって嬉しさだって喜びだって温かさだってある。

要は自分の受け止め方次第。

今はこの環境を面白いと思っている自分がいる。
（ちょっと前ならぶちぶちと愚痴を言って、メロウに
なってトーンダウンしている自分だったのに。）

ホント、受け止め方一つでストレッサーはストレスにならない！
これは大きな発見だ。

切り替え

１年以上前のエントリーで仕事よりMARUとの時間が大事だから
仕事をセーブしていきたいと書いた気がする。

だが実際は仕事をセーブすることで社会から取り残され、キャリアアップ
できなくなることが恐くて、まあ毎日も自分でコントロールできなくて
そんなこと実現できないでいた。

今、やっと次のステージに向けてスタートにたったと思う。

心の切り替えが出来るまで、随分時間がかかったものだ。
２月にじっくりMARUと向き合ったのが良かったのだと思う。

一クラスの人数

夕方、友達の家に遊びに行ったMARUを迎えに行くと
お迎えに来ていたお母さん達が話しに花を咲かせていた。

私もそこに加わると、MARUは「まだ遊べるな」とでも思ったのか
２階に駆け上っていく。

話題は先日の懇親会のこと。

隣のクラスの先生が保護者にかなり強い調子で追求されたらしい。
なんでも子供達の間の諍いで足を踏まれた子がいて、足の骨にひびが
入った。追求した親は「ちゃんと子供のことをみてくれているのですか」的な
意味で追求したようだ。

話を聞いていて思ったのは一クラスの子供の数。

MARUのクラスは３６人。
４０人を超えるともう一クラス増えるから、３６人というのはかなり限界に
近い数。
それを先生一人で受け持っている。
SFCの時にいたTAやSAはいない。

学校公開日に見に行く度に思うのだが、一クラスの数が多すぎる。
１年たった今でも私はクラスで知らない子がいるし、MARUも全員の
名前を覚えてはいない。

以前、SFCのHome Coming Dayの幹事をしんのすけやヤマケン、
竹澤君、加賀谷君達とやったとき、誰かが高橋潤二郎先生を呼んでくれた。

初めてまともにお話をし、その時子供のことが話題になる。

その時、先生は言った。
「僕もクラスを持っていたから分かるけれど、一人一人をしっかりと
みることができるのは２０人までなんだよ。できれば１０人がいいね。」

教育の質をあげ結果を出していくことが最近話題になっているが
その方法論が間違っているというよりも前提として、受け持ちの子供の
数が多すぎやしないだろうか。