鎌倉での数日間は、小さな弟にやきもちをやいている甥っ子に目を奪われ終わりました。MARUも最後は「疲れた・・・」と。よく遊んであげたもんね。
MARUは本当によく面倒をみていました。
小さな弟が泣けばすっとんでいきオムツを確かめて取り換え、抱っこしてあやします。
小さなお兄ちゃんが「ねーね、あーそーぼ」と来れば必ず相手をしてあげます。
私なんて、男の子のオムツを換えたことがないから「オムツ替えは自信がないからイヤ」とか、甥っ子が「○×△○□(しのさんと言っているらしい)、あーそーぼ」と来ると、「あーとーで」なんて返事してしまうのに。
鎌倉には荏柄天神があります。実は日本三大天神の一つ。太宰府天満宮、北野天満宮、そして荏柄天神。
「元旦にお参りに行かなくちゃ。」と受験前のMARUは張り切ります。
年末には父が彫った天神様の能面も仕上がり、たっぷり手を打ち、「○○○に合格しますように」と祈ってから鎌倉へ行きましたから、本家本元(?)の天神様があると聞けばそれはもう待っていられません。
荏柄天神で絵馬を買い願い事を書き、おみくじを引いたらMARUは大吉。「試験」の項目には「合格」と書かれていてMARUは大喜びです。
大事におみくじを持って帰り、湘南倶楽部で得意げに見せていました。
おばちゃまも、おじちゃまも変わらずで、お互いの近況を話つつ、根本は変わらなくてもやっぱり体のことや経験なんか、年齢を経たなあと思います。それは、ご夫婦にしても私にしても。
それを一番感じるのはMARUを見るとき。みんなが「もう中学生なの!」と。気持は変わらずとも年月が経っていることを実感する瞬間です。
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今日は東京に戻りました。やっぱり鎌倉は今では「お客様」になってしまい(その割には働きましたが)、落ち着きません。
母だけもう少し鎌倉に残り、私たちは東京に戻りました。
勉強の先生がいらっしゃるのでMARUはずっと机にかじりつき、私はその隙に新居へ。
鎌倉で母と引越の日取りを決め、2月末に越す予定です。
新居近くにあるというワインが充実しているというスーパーを探したり、3月から1か月は新居から小学校へ通うMARUの通学路を確認したり、目の前にある神社にお参りしたりと、あっという間に時間は過ぎていきます。
この1年もあっという間でした。
2010年。
働き始めたのがちょうど2000年。丸10年経ち、普通の生活をできるようになり、気持にちょっとだけ余裕があります。
この10年間、人のお世話になり通しでやってきました。
ちょっとだけできた余裕の心を何かに使いたい、そんなことを考えています。
2010年、事始め。
今年は去年より少しだけ良くしたい。
来年は今年よりもう少しだけ良くしたい。
1×1.1=1.1
1.1×1.1=1.21
1.21×1.1=1.331
1.331×1.1=1.4641
1.4641×1.1=1.61051
1.61051×1.1=1.771561
1.771561×1.1=1.9487171
1.9487171×1.1=2.1435888
いきなり2倍にならなくてもいいから。
マイナスからスタートしたのが2000年。10年かけてやっと全てがプラス基調になったのだし。
ぼちぼちやっていきましょか。
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