MARUは6年間通った学校をもうすぐ卒業する。そしてもうすぐ次の学校が決まる。
また、6年間通ったバレエ学校にも退学手続きをした。2月の発表会はあと2週間あるが、それを最後に新しいバレエ学校に通い始める。
今の家は2月末で出て新居に引っ越す。6年間一緒に暮らした両親と別れ、またMARUとの二人暮らしが始まる。
終わりがあれば始まりがある。日の昇らない朝はない。秋のしんどかった時に支えてくれた人は言った。
ランドセルの問題は解決法を見つけた。あとは学校のママ達へのお知らせ。今年やりたいことの一つは目途がついた。
一つが終わると終わりっぱなしにならないで一つが始まる。不思議だ。
終わったようで始まっている。
なんでも考えてしまいそうで実はそうでもない。
流れに身をまかせ。
流れを見極め。
まあぼちぼちと。
なるようにしかならない。
昔、お世話になった方に餞別の言葉をいただいた。
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「水五則」
一、自ら活動して他を動かしむるは水なり
二、常に自己の進道を求めてやまざるは水なり
三、障害に逢い激してその勢を百倍し得るは水なり
四、自ら清らして他の汚れを洗うは水なり
五、洋々として大洋をみたし発しては蒸気となり雲となり雨となり変じ霧と化し凝っては玲瓏たる鏡となりて、しかもその本性は失わざるは水なり
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どのような思いでこの言葉をくださったのか、当時は思いをはせてもよく分からなかった。
今ならなんとなく分かる気がする。
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