東京は快晴。
MARUと渋谷駅まで空を見上げながら歩く。
「空が真っ青だね~」
手をつなぎながら歩く。
大きくなった手。
歩きはじめの頃、私の指1本を握るのが精一杯だったのに。
ちょっとカサカサしている。「ハンドクリーム塗った?」「うん。でも皮が最近むけるんだよね。」
ビルの谷間で突風に煽られる。二人で手をつなぎながら「おぉー!」「流される~」。
坂を一向に降りられない。
二人で「飛んでいっちゃうねえ」と風に流されつつもなんとか降り切る。
ケタケタ笑いながらすごい風だったねと。
なんとなく、生きている感じがした。
気づいた時には周りにあるもの全部が自分と関係がある気がしていた。
風も、鳥も、草も、石も、木も。
そう思えるようになった頃、周りの人たちが私を支えてくれているというふうに思えるようになっていた。
XXXXしているとか、こんな仕事をしているとか、儲かっているとか、そういう「こと」的なものだけじゃなくて、もちろんそれもあるけれど、それだけじゃなくて、いろんなものがまわりで自分を支えてくれているというように思えるようになった。
そうしたら、「あ、ちゃんと生きているな」という「感じ」がしてきた。
そうしたら「こと」的なものはちゃんとついてきていた。
ビルの突風にMARUと流され、二人でキャーキャー言いながら風に刃向かい、でも流され、げらげら笑い、手を握り合いながら坂道を下りながら「ちゃんと生きているじゃん」と感じた。
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土日のごはんは私の当番。
今日は
- 鯵のお刺身
- レンコンと豆腐と海老で作る小判焼き
- シーザーサラダ
- 焼き椎茸にカボス汁
こんなメニュー。
味覚が戻っていないから味見してもいいのか悪いのか皆目分からないけれど、まずは食べてくれる人の嬉しそうな顔を想像しながら作るところから。
今夜の夕飯もMARUと父はギャーギャー騒ぐのだろうか。
そして最後には「二人とも廊下に立っていなさい!」と母に言われるのだろうか。
たまには私も参戦してみようかな。
しのさん、こんにちは。どうされたのかな、と思っていました。
しのさんは、お料理が得意のようですが、もし時間があったらつくったお料理やレシピもUPしてくださいね。私は時間をかけて子どもに料理をつくってあげることがあまりないので、参考にしてちょっと頑張ろうかなって思っています。
あまり無理しないで、ご自身を大切にしてくださいね。
投稿情報: 奈々子 | 2009/11/02 21:09
奈々子さん、こんにちは。
今朝は快晴ですね。
朝早くに目が覚め、夜が明けていき、空気が冷たいのに光が差し込む様子がとても好きで、ぼーっと外を眺めていました。
ご心配ありがとうございます。
でも大丈夫! 食欲が落ちているつらさが今朝はありません。食べたい意欲はまだないけれど、それをつらいと思わなくなれているから回復しているんです。
今日は娘とたらたら過ごし、休日のごはん当番のメニューを考え、奈々子さんのリクエストのレシピと写真をアップしたいなあと思っています。
投稿情報: 志乃 | 2009/11/03 07:41