我が家の名字は桂なので、学校で「かつら(鬘)!」とからかわれるのは大昔からの伝統です。
その度にくよくよしたり怒ったりやりかえしたりするのも伝統です。
父も私も妹もそういう子供時代を過ごしてきました。
でMARUもその洗礼を受けて帰ってきたようです。
今日と明日は学芸会。「モモ」を演じるのですが、モモ役が使う鬘を教室内で男子が投げっこし、わざとMARUにぶつけ「桂!鬘拾えよ!」と何回も言われたとのこと。
お昼ごはんは大好きな温かい饂飩。
食べながら泣き、泣きながら食べていました。
やめてよとか言い返さなかったの?
「だって・・・」
周りは?
「笑ってた。○○ちゃんはやめなよって言ってくれたけど・・・」
めそめそめそめそ。
先生に相談した?
「言ったらうざいとかまた言われるからイヤ」
MARUはこの手のことには弱く、嫌な気持ちを味わっても飲み込んでしまいがち。
それでもバレエは頑張れば見返せるというところがあるから強くなれるけれど、名字はどうにもならないからね~。
嫌な気持ちを味わったときに「つらいからやめて」と言えるようになれるといいのですが。
ママから先生に相談する?
「うん。でもみんながいないところで」
だめだこりゃ。
ま、放置ですな。
MARUは人への思いやりがあるけれど、自分が傷つけられると自分がするように周りに癒してほしいと思っています。でも、周りは自分ではないから思うようにならない。それがわかり、また悲しくなる・・・とグルグルまわってしまうところがあります。
自分で自分を癒せるようになれ!
そうすればもっと人に優しくなれるよ。
私にできるのは話を聞いてギューっと抱きしめることくらい。
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