MARUの小学校の6年生は99%が私立中学を受験する。中学受験用塾へ通いはじめる時期になってきた。
ちらほらと四谷大塚、SAPIX、日能研などに通う子がみられる。友達同士で話題になるらしく、「この間の○○のテスト受けた?」「どこの塾にするの?」「一緒のところに通おうよ」と子供たちは中学受験用塾に通うのが当たり前のような会話をしている。
私も4年生の終り、2月から日能研に通っていたので、塾がどんなところかは分かるつもりだが、それにしても3年生で自分が塾に通うことをすんなりと受け容れているというのに背筋が冷たくなるのは私だけだろうか。
そんな中、MARUは9月からバレエの回数を増やすという逆行した生活を送っている。
バレエ学校の友達で公立小学校に通う子が週4回のレッスンを週2回に減らし、塾に通い始めているのに、だ。
「バレエは絶対にやめない」宣言をしているMARU。でも、塾にも通う気満々。本気でバレエを続け、上を目指したいなら、今の環境で習い続けるのでは限界がある。プロになるには周りのレベルにもまれないと上手くならない。バレエの場合、競技ではなく芸術なのでそれにはコンクールに出るしかない。
今のバレエ学校の中だけで高じた趣味として続けるのか、仕事としてのバレエを目指すのか、それを選ぶにはまだ幼すぎるMARU。かといって私が選ぶわけでもない。
思いっきりバレエをやらせたいし、思いっきり勉強もしてほしい。
矛盾しているだろうか。親の期待なのだろうか。
環境を用意するといいつつ期待をこめすぎていないだろうか。
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