プーシキン展をやっと見に行けた。
当然、展覧会だけでMARUが動くわけもなく、上の動物園も行ったのだが。
志「何から見る?」
M「ワニ。」
相変わらずワニ。せっかくパンダがメキシコから帰ってきたのだし、と説得してパンダの方に向かう。パンダまでは鳥類のコーナーを通るのだが、キジがいたので「桃太郎のお話に出てくるでしょ?」と言えば大きくうなづいて納得している。ついでに鳥類のオスとメスの見分け方を教えたらなんだかはりきってしまい、一つ一つの柵の前で「これはメス。あれはオス。」とぶつぶつ言っている。
パンダは10秒見ただけで「もういい。ワニ行こう。」と引っ張られ、ライオンもゴリラもトラも3秒しか見ず、象や猿、ペンギンにいたっては「臭いからやだ。」(MARUは匂いにうるさい・・・。)と見向きもしない。
・・・・・
ようやく爬虫類館に着き、アリゲーターを見るものの、今日は顔がよく見えずMARUは残念そうにしている。
その分、蛙やら蛇やらをじっくりと見て満足そうに動物園を出て、東京都美術館へと向かう。
16時に入れば大丈夫でしょうと思ったのは私の誤りで、人の多いこと。。。
チビのMARUは見えるわけがなく、ほとんど抱っこをして見て回る。
MARUはドガの踊り子の絵が気に入ったようだ。もう一つ、ドガではないのだが踊り子4人の素描があり、それも気に入ったようだ。
初めて見るマティスの「金魚」はマティスならではの明るい色使い、シンプルな線どり、大胆な構成とマティスにしては大きいサイズだな~と眺めていると、抱っこしたMARUが耳元に口を寄せてきて「ねぇ、ママ、これ子どもが描いたの?」と。
大笑いしてしまい、周りににらまれたのでそうそうに上の階へと移動する。
ゴッホの「刑務所の中庭」も初めてみた。
でも、1枚選ぶならモネの「睡蓮」が一番好き。あんなに優しい絵を描いたモネとはどのような人だったのかとても興味がわいた。見る者の心に染みとおるような色使い。混んでいなければもっともっとじっくりと眺めたかったのに。
いつの日かオランジュリー美術館でモネの「睡蓮」を見飽きるまで眺めたい。
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