夕方、友達の家に遊びに行ったMARUを迎えに行くと
お迎えに来ていたお母さん達が話しに花を咲かせていた。
私もそこに加わると、MARUは「まだ遊べるな」とでも思ったのか
2階に駆け上っていく。
話題は先日の懇親会のこと。
隣のクラスの先生が保護者にかなり強い調子で追求されたらしい。
なんでも子供達の間の諍いで足を踏まれた子がいて、足の骨にひびが
入った。追求した親は「ちゃんと子供のことをみてくれているのですか」的な
意味で追求したようだ。
話を聞いていて思ったのは一クラスの子供の数。
MARUのクラスは36人。
40人を超えるともう一クラス増えるから、36人というのはかなり限界に
近い数。
それを先生一人で受け持っている。
SFCの時にいたTAやSAはいない。
学校公開日に見に行く度に思うのだが、一クラスの数が多すぎる。
1年たった今でも私はクラスで知らない子がいるし、MARUも全員の
名前を覚えてはいない。
以前、SFCのHome Coming Dayの幹事をしんのすけやヤマケン、
竹澤君、加賀谷君達とやったとき、誰かが高橋潤二郎先生を呼んでくれた。
初めてまともにお話をし、その時子供のことが話題になる。
その時、先生は言った。
「僕もクラスを持っていたから分かるけれど、一人一人をしっかりと
みることができるのは20人までなんだよ。できれば10人がいいね。」
教育の質をあげ結果を出していくことが最近話題になっているが
その方法論が間違っているというよりも前提として、受け持ちの子供の
数が多すぎやしないだろうか。
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