12月26日
インドネシアでは観光で行っても入国税が2004年2月からかかるようになり、それゆえ空港を出るまでに相当時間がかかると事前に言われてはいたが、こんなにひどいとは思わなかった。
何せデンパサール空港に着いたのが22時30分。入国税を払ってそれから入国審査。荷物がまたなかなか出てこない。
志「荷物は8番から出てくるからねー」
なかなか出てこない。
M「ママ・・・ここ7番だよ。8番はあっち。」
やっと空港を出る時には24時になっていた。
タマンサリ・ホテルの人が迎えに来てくれているはず。その時迎えに来てくださったのが市川さんなのだ。
バリ島のホテルのオーナーというとマネージメントやオペレーションは人任せがほとんどなのに、市川さんはお客さんの送り迎えは必ず自分で行うとういことを後から知る。
「お名前教えていただけますか」と聞けば「じいさんの名前なんか知っても役に立たないだろう」となかなか名刺をくれない。やっともらうとそこには「Restaurant Manager」とあるではないか。なんとも謙虚な方なのである。
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ホテルに着き、今度は妹の友人S氏が待っていてくれる。彼はDharma ResidenceのVilla Managerだ。彼は骨の髄からホテルマンなのだが、ホテル経歴も波乱万丈で面白い。後日、彼がマネージメントとオペレーションをまかされている4ベッドルームヴィラを見せてもらうのだが、それがまた素晴らしいところだった。
・・・
そんな方に出迎えてもらい、ロビーで話している間、MARUはあっちこっち早速歩き回る。
M「ママ!ママ!ママー! 蛙がいるよ!!」
そこら中から蛙の声が聞こえる。1匹がその辺りから出てきたようだ。
M「暗いねー。」 そう。バリ島は夜になると暗い。夜になっても明るいところに住んでいる私達親子にしてみると、夜はちゃんと暗くなるということがとても新しかった。
部屋に案内される。こじんまりとしているが、清潔でベッドも広く快適そう。
そして第一夜は過ぎる。
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