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2004/11/23

コメント

seurat

本当に不思議ですよね。
私の大学では、小学校の免許を取るために、専攻が分かれていましたね。体育、算数、国語等、と、いう事は免許をもらって、採用試験に合格しても、大学では殆どやっていない科目もあるわけですよね。私なんて、教育学が専攻でしたから、もしこれで先生になっていたら、各教科の教授法なんて先生になってからですよね。そんな状態で大丈夫だったのだろうか(笑)

ただ、私が通った小学校は、某国立大の付属だったので、実験的な試みが多く、先生もコマ割り方式で、結構専門の授業ばかりをやっていましたね。

美術、絵を書く技術を教えるよりも、見る技術を教えるのも必要なのでは?と私も常日頃思っていました。大人になってから、絵画を見るようになったのですが、当初は随分恥ずかしい思いをしましたもの・・・(これは高校の時にサボったから??)

志乃

娘の小学校は1クラス36,7人の生徒がいます。生徒の宿題を見るだけでもかなり時間がかかるのに、複数教科の教え方を考えるのって大変ですよね。
全教科を単科に、とは思いませんが、受け持つ科目数は少ない方が先生の教え方も向上し生徒へのいい影響も期待できると思うのです。

絵に関しては、絵を描く人って描きたいように描いているわけで分かってもらうように描いてはいないのです。なので、そこは見る人が解釈する努力をしてあげないと。それに小さい子ほど分からないことへのあきらめが早いものですから。絵みたいに美しいものをそんなに小さな頃から「変なもの、よく分からないもの」と決め付けさせてしまうのはもったいないと思いませんか?

fungus

英語で音楽鑑賞はMusic Appreciation、美術鑑賞はArt Appreciation、○○鑑賞=○○ Appreciationと訳される。辞書でAppreciationを調べると(確かに「鑑賞・評価する」も出ているが)「認識する・感謝する・賞賛する」と出ていて、英語で頻繁に登場するこの単語はこの意味で当たり前に使われてる。鑑賞すること=「認識する、感謝する、賞賛する」ことという捉え方。
音楽教育の中には科目名としてMusic Appreciationというのもあって、音楽を「認識する、感謝する、賞賛する」ということが前提にある。そうじゃなきゃ自分の音楽を奏でてみたり、作ったりしたいとは思わないもんね。

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