私はもともと左利きですが、小学校入学後に担任の先生に右利きに矯正されました。
お箸と鉛筆は基本的には右手で使います。
中学生の頃、右手首を骨折しました。期末試験の直前に。
期末試験は左手で書いて乗り切りました。今でも左手でお箸や鉛筆を使えますがスムースではありません。
左手ができること。
右手ができること。
違います。
そのほとんどが道具単位で違います。 その中でも包丁だけは特別です。
たとえば、リンゴの皮むき。
皮を剥くのは右手です。 芯をとるのは左手です。
いろいろ試してみたのですが、包丁を使い力を入れて切る時は左手、皮を剥くのは右手、薄切り/千切りは左手だけど飾り切り(ニンジンを梅の花みたいに切るなど)は右手。
「薄切り/千切り」は左手。「飾り切り」は右手。
じゃ、細かい仕事は右手なの?と思いきや、刺しゅうの針は左手です。針は左手でしか使えません。
絵を描く時、たとえば木炭でのデッサンは、木炭を持ち線を描き面を塗るのは左手。塗った木炭をぼかすのは右手です。左手で細かい作業もしています。
この私の左手と右手の使い分けの「ルール」はずーっと分かりません。
リンゴの皮を剥き、芯を取るたびにこのことを思い出すのです。
今はリンゴに蜜が入り美味しい季節ですから。
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