「絵本は半分卒業」なんて書いたばかりなのに、絵本を読み聞かせした。
私とMARUはスキンシップがとても多い。一緒にいられる時間が短い分、一緒にいる間は濃厚に過ごす。・・・これではまるで男女の仲だ。
今日は「長い長いベッドカバー」を読む。きっちりと習ったステッチをほどこす姉。きれいだがどこか思いが薄くみえる。ステッチなど無視して自由奔放に布をとめつける妹。とても対照的な刺繍だけど、ベッドカバーの真ん中に照っているお日様がいいバランスである。
二人の手芸箱が性格の違いを物語っているのだが、「開けてびっくり玉手箱」状態の妹の手芸箱は私のそれに比較的近い。
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MARUが手芸(に限らず手で物を作ることが梳きなのだが)好きなのは以前のエントリーにも書いている。最近ではミシンも使えるようになった。自分用の小さな裁縫箱に針さし、縫い針、布が入っている。(ちなみに私は電動ミシンが苦手。私が使うとうまくいかない。昔からある足踏み式は好きなのだけど・・・。)
そんな折、「ちくちく針しごと」を見つけた。
すごい!何がすごいって、著者のお嬢さんが持っている「刺繍練習帳」と「裁縫セット」!!
(参考:「ちくちく針仕事」 伊藤まさこ著、集英社)
どうやら著者のお母様が刺繍好きで、孫が小学校に入学するとお祝いとして「刺繍セット」をくださるらしい。
その中身はというと・・・
・100種類はある刺繍糸(全色。しかも使いやすい様に切ってある。)
・刺繍のステッチの見本帳
・裁縫セット(金色のコウノトリの形をした糸切りハサミ。これはゴルフをする人にとってのドライバーみたいなもの。針、定規、チャコペン、そして表にはもちろん刺繍。)
こんなセット私だって欲しい!
まだ針の持ち方も分からない子どもに贈るのは「刺繍をする楽しみを知ってもらいたい」から。
この人の姿を思い浮かべるとき、子ども達は刺繍をしている姿を思い出すのでしょうね。
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