少し前、MARUから部活は音楽部に入りたいのだけどと相談されました。小学生の頃からヴァイオリンをやりたいとは話していましたが、今回もヴァイオリンかヴィオラをやりたいのだと言います。
「部活は週に何日あるの?バレエはどうするの?」と聞くと、バレエは部活が終わってからでも間に合うから・・・ともにょもにょと返事をします。部活は週に4,5回あるそうです。また、MARUの通う学校は附属の音楽高校・大学があるため楽器を扱える生徒が多いのですが、音楽部も小さな頃から楽器を習っている人が多いです。
「部活だけで上手くなることは難しいから、本気なら先生にもつくけどそれでいいの?
楽器をやるなら中途半端にするのはママは嫌だからね。ヴァイオリンはピアノと同じくらいの値段がするのだからちゃんと練習して研鑽してくれるならいいけれど。それと、バレエとの両立は経済的にも難しいからどちらか選んでね。バレエかヴァイオリンか自分でよく考えなさい。」
厳しいようだけど本当のことなので話しました。バイオリンを習うとなるとバレエ並みに費用がかかります。また、まったく初めてなので練習時間も必要です。
それから4,5日経ちました。
バレエのレッスンから帰ってきたMARUが「Aクラスに上がった!」と嬉しそうに報告してきました。
先生に呼ばれ、10月から上のクラスに上がる対象として選ばれたけれど、Aクラスは週に6回レッスンがあるのだと。その内、何回参加できますか?と聞かれたそうです。
「週に1日は塾なので無理ですが5回は参加します、と先生に伝えたよ。だから部活は家庭科部にしたの。」
先生も子ども本人の口から意思を確認します。Aクラスはプロを目指す子もいるため、これまでのように親に行かされてるような状態は通用しません。Aクラスに上がるには本人がバレエを上手くなりたいと思い、頑張ると先生に伝える必要があります。
「5回ならいいよね。」
自分で5回なら通える、通うと決めてきました。
Aクラスになると高度になるためレッスン量がぐっと増えます。ちなみにBクラスの今は週に3回のレッスンです。それでも前のバレエ学校では週6回でしたからMARUにとっては経験済みで予想可能な範囲でしょうが、他の生徒さんにとってはかなり覚悟が必要かと思います。
「いいのね?週に5回だと月・火・木・金・土、レッスンに行くのよ?」
「うん。決めた。」
Aクラスは18時30分から。
学校の部活を終えてからもレッスンには充分間に合う時間です。
レッスンから帰宅すると疲れてしまっているから、レッスン場の小さな机で宿題やるんだともMARUは話していました。
Aクラスで週5回レッスンを受ける自分の毎日の生活がイメージできているのでしょう。
「土曜日、レッスン見にきてね!2回転見せてあげるから!」
上のクラスに上がる不安を少し前まで口にしていましたが、先生に上がれると言われるとやはり嬉しいのだそう。
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