今の住まいはお隣の地主さんのお庭だったのか、大きな木がそこら中に残っています。大きいといっても半端じゃありません。
幹は大人二人でも抱え切れない太さの木なのです。
どれも区の保存樹に指定されています。
夏になってからというもの、朝は5時に目が覚めます。
目覚まし時計はセットしていません。
窓を閉めていても聞こえる蝉の声と鳥の鳴き声が5時、日の昇る頃から始まるからです。
一昨日、少し涼しかったのでクーラーをつけずに(今年の東京はクーラーなしでは眠れませんでした)、窓を網戸にしたまま眠りました。
静かな夜。きちんと暗い空。青山で暮らしていた頃はいつまでたっても明るい空で、MARUは理科の宿題の月や星の観察を出来ませんでした。でも今の住まいはちゃんと月も星も夜になると見ることができます。
風のささやく音、虫の声で眠りにつくのは気持ちいいものです。
朝明るくなるとかすかに蝉の声が聞こえたかと思いきや一斉に全ての蝉が鳴き始めます。
窓の目の前の巨木にいったい何匹いるのでしょうか。
窓の前にわんさかいる蝉が一斉に鳴き始めると、もうそれは寝てはいられません。
そして鳥の声。
「蝉がうるさくて寝てられない。。。」とMARUも5時に目を覚まします。
「バリ島で蛙の鳴き声がすごくて朝は寝坊できなかったけれど、あれと同じだね。」
起きなさい!と言わずとも、自然の音で朝早く目覚める。
東京でこんな生活できるとは嬉しい驚きなのでした。
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