8月23日(月)
午前9時風太をペットホテルに連れて行く。知人特製のハウスごと預かってくれるというのが、このクリニックを選んだ決め手だった。地上と地下をつなぐ金網通路を外し、地上の巣箱を引き出しに格納して、風太には地下にいてもらいMARUが運んだ。持ち込まれたハウスを組み立て、クリニックの人はビックリ顔。そりゃそうでしょう。自慢の特製ハウスですから。心配だったのは、地上の巣箱の上部は開けっ放しなので、ネコがうろついていないか。でもその心配もないとのこと。風太は色々な動物の声が聞こえ不安なのか、必死にトイレの砂を通路にかきだしている。・・・せっかく掃除したばかりだというのに・・・。
バレエ友達からのお誘いで急遽、プールに行くことになったMARU。名残を惜しもうと思っていた母をよそに、いそいそとプール支度をする。二人で一緒に出て、MARUはプール→バレエ→鎌倉、のコース。私は直接成田に向かう予定だったけれど、依頼していた資料の上がりが連絡なく、会社へ。行けば行ったで「行く前にお願いします」といくつか用事を済ませ、前回インドに行った同期に「水買うときは封が開いてないか確かめるんだよ。空港でペットボトルいっぱい持って、水道水いれているおじさんを見たから。」と注意される。彼は最後の最後に飲んだアイスコーヒーにあたってしまったのだ。
17:00 成田発→ 20:40 香港→ 1:30 ムンバイ
1:30は現地時間なので、日本時間の5:00。フライト自体は8時間程度だけれど、トランジットがあるのでほぼ半日つぶれた。ムンバイはボンベイでもある。それにしても深夜に到着し、帰りも2:40発とは、世界の国際空港とはこうあるべきなのだろう。成田が24時前に静かになるのを考えると、日本はこういうところからハブでなくなってくんだなと実感する。ちなみに私達が乗った便だけでなく、相当な数が到着している。明日というか今日はプネーに移動。プネーはかつての大国の首都。イギリスに占領されるまで、18世紀から力を伸ばしてきた。優秀な宰相が多かったことから、イギリス占領後も政治・経済・文化においてイギリスに引けをとらないよう優秀な人材を輩出する意識が強い町。なので大学が多い文教都市なのだ。プネーにはInfosysなど大きなIT企業がたくさんある。その中の1社と今回は打合せをする。ムンバイからプネーは飛行機で1時間だが、1日2便なので車で移動する予定。車だと3時間。東京~名古屋といったところか。
今回の出張目的はもちろん打合せがメインなのだが、半年前にインドを見てきた役員達が、順繰りとみんな行って来なさい、自分の目で伸びている国を人を見てきなさいと、その最初が私に割り当てられた。何も用事がないまま行っても「へ~」で終わるので、仕事があってよかった。今はまだ何も情報が入ってきていないけれど、インドの教育について、特に外国語教育について教えてもらう予定になっているので明日から楽しみ。
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