帰国しました。
今回の出張は、100%仕事でしたが、街中や人々を自分の目で直接見て、現地のスタッフと話をすることが出来たのは、日経新聞などメディアで間接的に知るということと全く異なります。
私の属している業界は教育業界なので、今回のパートナーも教育業界の企業でした。
訪問したのも大学院、小学校、トレーニングセンターと教育関係でした。
インド人の学力の高さはよく取りざたされますが、一方で経済的理由から義務教育(小中)すら終えられない人も数多くいます。
経済的に豊かで海外留学や大学を終えられる人たちは、一様にこれからインドを支える子ども達への教育に熱心です。わが子だけではなく、経済的理由で教育を充分に受けられない子ども達に何が今の自分に出来るか常に考え、そして、実行しています。
思うだけでなく今自分が出来ることから実行する。
こうしたい、ああしたい、ああなればいいのに。
そんな思考だけでは世界は変わりません。
今、自分に何が出来るのか。
日本人に比べたら数分の一、百分の一の収入の人たちが、自分の仕事以外に常に国を良くしてくことを考え実行しています。
そういう人たちとの1週間の仕事と語らいは、心の深いところにポッと灯火が付いたようで、幸せな気分で帰国路に着いたのでした。
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