MARU－LOG

しのさん、風太くん、そしてMARU

実家の家族が嵐のようにやってきてそして帰りました。

煙の出ないロースターは優秀でした。全く煙が出ないわけではないけれど、ほとんど出ません。３５度にもなる都内の暑さは窓を開ける気にもなれず、窓を閉め切ったまま焼き肉をしましたが問題なし。臭いはもちろん出ますけれどね。空気清浄機が活躍してました。

妹の子、コウタロウはハムスターボールに入って転がる風太を見るや、追いかけまわしボールを抱きしめ気に入ったようです。

風太のハウスは出窓にあるのですが、MARUの机に正座して風太のハウスの前から動きません。

「風太くーん、風太くーん」

と声をかけますが、なかなか風太は地下巣箱から出てきません。

「風太くーん、風太くーん」

ずっと風太のハウスの前にいるコウタロウ。そのうち、

「MARU～ちょっときて～」

・・・・

MARUは呼び捨てでも風太は「くん」付け。

なによそれ～とMARUはぶつぶつ。

（ちなみに私はコウタロウに「しのさん」と呼ばれています。）

コウタロウは７月末で３歳になります。MARUは１７日で１３歳になりました。

目の中に入れても痛くないほどMARUはこの小さな従兄を可愛がっています。

誕生日会

孫がMARU一人だった２年前までは、家族全員の誕生日会をしていました。

４月は父。５月は妹。６月は母。７月はMARU。８月は私。９月は義弟。

４月～９月は毎月家族の集まりがあるため大忙し。

５月はそれに加えてMARUの運動会、８月はバレエの発表会もあり、MARUを中心にした集まりも多くありました。

でも妹が子供を産み、この２年の主役はすっかり子供たち。今年は「一応」母の誕生日会をしましたが、父のはなし（私が最繁忙期で他のみんなでやったらしい）、５月の妹も「もういいよ」と、８月の私はプレゼントに何が欲しい？と聞かれるので「MARUを預かってください」ということにしています。

７月はMARUと妹の子の誕生日。明日は我が家に鎌倉の家族が集まります。

料理はもうさぼることにして焼き肉にします。小さい子供がいるので外食はしません。家で焼き肉です。

家の中で～と思うでしょ。

（きっと）大丈夫です、新兵器を投入しますから。家の中で焼き肉しても煙が出ないロースターなのです。いつものごとくCOOK&DINEで買いました。卓上七輪は形はよかったけれど、脂の強いものを焼くと煙がすごくて、炙りもの専用となりました。

それからずっと家の中で使える焼き器を探していました。

煙が出ないといいなあ。

置き手紙

家に着いたらMARUからの置き手紙がありました。

家を出たとも連絡入れず、よっぽど鎌倉行くのが楽しみなのでしょう。

今夜はジージと夜釣りするそうです。

７月１７日

１３年前、MARUはまだお腹の中にいました。

そして次の１７日　１６時１分にMARUは産まれました。

あれから１３年経ちます。

大きくなりました。

「１３歳だねえ。１３歳って大人って感じ！」とMARUは明日の誕生日を迎えるのを楽しみにしています。

「今日は学校から帰ってきたらバーバのところにお泊りしていい？明日はそのままバレエに行きます。」と自分でバーバと話をつけ、スケジュールも組み立てます。もちろん、鎌倉へは一人で行きます。ついこの間までそういったことは出来なかったのに、中学生になるとこんなに自立するの！と驚きの毎日。

普段は日々のことでばたばたしているけれど、MARUの誕生日の時だけは産まれる前、産んだ直後、そえから今日までの年月を振り返る時間が多くなります。

子供は神様からの授かりもの。

大人になるまで天から預かっている存在。

子供を通じて親になる。そういう道を選んだのは自分。

感傷は色々あれど、MARUを育てる毎日は深みがあって朗らかで、捨ててきたこともたくさんあったけれど、微塵も後悔していません。

今、私はここにいます。

それをとても誇りに思います。

母

一泊した母と朝話をしました。

最近のMARUの様子を報告したところ笑いながら言われました。

「まだまだ隠していることあるかもね～。うちの子に限ってなんてないのよ～。」

さすが先輩です。

子供はいつまでたっても親にとっては子供。

昨日、ようやくMARUは先生に一連のことを報告しました。

本当は一昨日のはずでしたが「先生に叱られるのが恐くて言えなかった」と帰宅し、そのことで私から叱られ、叱られっぱなし。

「で、先生にお話ししてどうだった？」

「これからは気をつけようね、だって。」

一昨日、朝のホームルーム時に先生から本のお話があったそうです。MARUにはそのお話がMARUに向けて話されているように感じ、余計に先生のところに行きにくくなってしまったそうです。

いい子、いい子でずっとこれまでやってきたMARU。

MARU自身、自分の中に嫌な部分もあるのだと分かったのがいい勉強になったようです。

さあ授業は今日でおしまい。来週から夏休み。親子でいい夏を過ごします。