週2回の塾通いもだいぶ慣れてきたMARUです。
この1年は自分で勉強する習慣を身に着けてもらおうと思い、国語と算数の2科目を習っています。
毎回の授業で前回の復習テストがあり、点数と順位も出されるため、負けず嫌いのMARUは1番を目指すべくけっこうがんばってます。あと、「さぼる」という言葉が今はまだMARUの辞書にはないため、宿題などは一応こなしています。
宿題は提出して検印されるのでさぼれないというのもありますが・・・。
今はまだ一人で毎日何をすればいいか配分が分からないので私がノートに「今日の勉強」と書いたところをやっています。そのノートがあればMARUは一人でもくもくと机に向かうのですが、集中力がすごい。バレエから帰ってきて机にすぐ向かい、夕食までの10分、15分でも無駄にしない。やるときはやる!そんな気迫が漂う集中力で勉強している時のMARUには声をかけられません。
で、なぜそんなに集中しているかというと、早くテレビを見たり遊んだりしたいから。勉強する前にテレビを見ると止まらなくなるのが分かっているのでしょう。
ちなみに家での勉強は塾のもので、学校の宿題はバレエ学校に早くに着くからレッスンまでの間に更衣室でやっているとのこと。
「えー、更衣室??机も椅子もないでしょ?どうやってるの?」
「床に広げて。」
「着替えしている人に迷惑でしょ?」
「その時間は人が余りいないから大丈夫。それに他にもそうしている人いるもん。」
児童館でやったら?とか勧めてはみたものの、学校→児童館→バレエ学校の移動が面倒くさいので嫌だ、児童館だとみんな遊んでいるから集中できないと言われてしまいました。
MARUの学校では放課後学校が4月から始まります。夏から予定されていたのが前倒しになりました。この放課後学校は、教育委員会生涯学習課が主催し、運営は民間のNPOに委託される事業です。放課後18:00まで児童は学校に残れます。一部の教室を開放し、運営組織が提供するプログラムに参加できます。品川区では放課後学校がメインとなり、児童館での学童保育を取りやめる動きになっています。
学童保育には学童の良さがあるし、放課後学校には放課後学校の良さがあると思います。
私とMARUの経験では1,2年生では学童のほうが面倒見がよいのでいいと思います。出席・欠席の確認、おやつ、など第二の家に立ち寄っているように接してくれる先生達。が、学童保育は3年生まで。この3月でMARUも卒業です。
3年生の3学期になってからはバレエと塾とで学童に行ってもすぐに出なければならず、行かない日のほうが多くなってしまいました。自分で注意して行動できるようになってきたからなのです。1,2年生のころはそこが不安なので、バレエまでの時間は学童に行ってもらうことで私もMARUも安心していました。
放課後学校では出席・欠席の確認をするとはいうものの、品川区の事例では徹底されていないということもありますし、登録をしてもほとんど利用しないとか、学童保育に比べると「保育」ではなく「教育」なのです。
MARUは4月からはバレエの前に、この放課後学校の自習室で宿題をやると言ってます。
いくら集中しているとはいっても、物理的に勉強に割いている時間が少ないのは事実で、1年後にはバレエの回数を減らさないといけなくなるかもしれません。
ですが、今は週4回でとりあえずやってます。
「中高続いているところなら、毎日バレエやっていいんだよねー。」
納得しないとやらないMARUに勉強する気を起こさせるために、こういう餌をぶらさげました。続くといいのですが。
そうそう、3月はバレエ合宿に行きます。3日間なのですが、モダンや足のトリートメント、マイムなど海外のバレエ学校なら必ず教えられることを盛り込んだカリキュラムに参加してきます。海外の先生がほとんどなので、それも初経験です。MARUはまだぴんときていないようで、私一人が楽しみにしているのですが。
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