先日の宴会でおさむ君、みほさん夫婦にいただいたオレンジ風味のオリーブオイルを使おうと思い立ち、海老を買って帰る。
海老と言えば海老課長のあっちゃんが以前差し入れてくれた海老は大量だった。ブラックタイガーが1箱に70匹程度、他の海老が100匹以上。あれは3月の雛祭りの頃だろうか。「車海老にしようかと思ったんやけど、季節じゃないって言われたんよ~」といつもの関西弁で説明してくれるあっちゃん。それから何度かわが家に遊びに来たり泊まっていったりする彼女を、私の両親はとても気に入っている。海老が食卓に上る度に「海老課長元気?」と毎回同じ事を言っている。
海老に話を戻そう。
あっちゃんがくれた海老はアメリケーヌソースで煮込んだり、餃子の皮に丸ごと1匹包んで花椒塩を付けて食べたりと、様々な料理で楽しませてもらった。200匹近い海老の背わたを取り、殻を剥くなんてことはそうそう出来ない仕事なので面白かった。このおかげで、今では背わたを切らずにスルッと取り除くことが出来るようになれた。
さて、今回の海老はオイルの風味を楽しむためのものなので、シンプルに調理する。有頭付きのブラックタイガーの背わたを取り除き、背中から切り開く。頭も同様に切り開く。
フライパンにオリーブオイルを温め、海老の殻を下にして焼き始める。殻の色が変わったら海老をひっくり返して身を下煮し、蓋を海老の上に乗せて、蓋の上に重しとして一回り小さいフライパンを乗せる。
焼きすぎないよう、身に火が通ったら皿に移し、イタリアンパセリのみじん切りを散らす。
これだけ。
後は食卓の上で好きなオイルとレモンをかけて食すだけ。今回はオレンジ風味のオイルと、宴会で作ったバジルオイルを用意。バジルオイルはバジルの葉を必ず熱湯にさっと通すのがこつ。そのまま漬けると発酵しがちなので。
オレンジ風味のオイルは、海老の香ばしい殻の香りとぴったり!冷やした白ワインと合う!これはやみつきです。香りがだめなMARUも、美味しい美味しいと楽しんでいました。このオイルは量り売りしてくれるお店のもの。空き瓶持って来店しようと思います。
香りの違うオイルを数種用意して、焼き物を楽しむ。これ、気に入りました。次回の宴会に採用です。
コメント