朝ごはんはニコニコで食べた。
玄関まではニコニコだった。
玄関を出た途端にMARUは「ギュ-して」となかなか離れず、
最後は母に「もう8時過ぎたわよ」と言われて家を出た。
ベランダからいつものように見送りのため顔を出すと、MARUは3歩進んでは
振り向き、を繰り返している。なかなか進まない。
いつもと違う。
ようやく姿が見えなくなりホッとし私も支度を始める。
今日は検査だから8:30までに病院に入らないと。
そのとき、玄関から泣き声が聞こえた。
「うぇ~ん!!」
MARUだ。
「今日はママと一緒にいたいの!」
私も母も父も訳が分からず、分かっていたのは今から出ても遅刻だということだけ。
とりあえず学校に連絡をする。
MARUを家に入れ、膝に乗せて抱きしめる。
泣きすぎて何か言っているのだが言葉になっていない・・・。
落ち着いた頃聞いてみると、
「いつも旗をもってたっているおばさんもいないし、子供も1人もいないし、
学校遅れちゃうと思ったの。。。今日はママといる。」
どうやら家を出るのが遅かったため誰もいなかったことで心細かったらしい。
遅刻したら先生に怒られると思い込んでしまったため、足が家に向かったようだ。
昨夜は珍しくMARUが私の部屋に入ってきて「一緒に寝る」と言ってきた。
小学生になってから初めて。
落ち着いたMARUと話しをして「ママと一緒に学校行こう」と言うとやっと
うなづいてくれる。
涼しい空気の中、そういえば入学式の次の日からMARUは1人で学校に行っていたので
こうして二人で学校行くの初めてだねなんて話をする。
教室に着き、先生が迎えに来てくれる。
でもMARUはまたべそをかき、私にしがみついて離れない。
MARUの友達も「淑乃ちゃん大丈夫?」と来てくれるのだが余計離れなくなる。
恥ずかしいのと、離れたくないのとで顔がぐしょぐしょになる。
私の服もぐしょぐしょに。
「お仕事早く帰ってきてね・・・」
とりあえず離れてくれた。
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そんなわけで検査は中止。
時間が遅かったというのが主要因だが、ここのところ仕事がばたばたしていて
MARUが寝た頃に家に着くことが多かったのも寂しくなってしまったのだろう。
こういうシチュエーションはこれまでにもたくさんあった。
その度にずっとMARUといたいと心が苦しくなる。
そうはいってもまずは出来ることから。
今日は早くに帰ってMARUとたくさん話をしよう。
おはようございます。
きっとMARUちゃんにとっては始めての経験だったんですよね。
何だか判るな~。旗のおばさんも、友達もいない、いつもと全然雰囲気の違う道って。
志乃さんにとってのMARUちゃんの存在って、いつもBLOGに書いておられますが、”家族を振り返る”サインなんですね。
投稿情報: つだ | 2004/10/07 09:09
朝のバイバイが涙だと…こたえるよね。
一日中そのことがひっかかってしまうこともある。で、小走りでお迎えに行くと「帰るのいやだ」とか言われたりして(笑)
いっぱいHUG HUGしてあげてね。
私も、だんをぎゅーっとしたくなりました。
投稿情報: かおり | 2004/10/07 16:34
子供ってわかんないですよねー。
うちのも電車に乗るまでおおはしゃぎ、
それで、急に抱っこ、話をしなくなる。
駅についても歩かない
抱っこで保育園についても離れない
おお泣きしながらべりべりと引き剥がしてバイバイするなんてことがたまにあります。
いつも、今日は元気にバイバイできるかなーって考えます。
理由はいっぱいあるんですよね、寂しい、眠い、疲れてる。
投稿情報: one | 2004/10/08 01:21
MARUは今、赤ちゃんから子供になろうとしているんです。でも、本能的な不安感は自分でまだ制御できないので。
泣かれるのは確かにつらいこともあるけれど、「ママと一緒にいる!」と抱きつかれてけっこう嬉しかったりします。
おーし、まだママは必要なのね、と思えて。
投稿情報: 志乃 | 2004/10/14 01:07