引越をして電車通学となったこともあり、MARUが3年生になってからは学校へ送るのと、バレエの迎えは私がほぼしている。「ほぼ」というのは私のバレエレッスンの時は母に頼んでいるから。この時はMARUがレッスンをしていた部屋で私のレッスンがあるため、部屋を出てきたMARUとすれ違う。「ママ、頑張ってね!」と声をかけられるのもまた楽し。
そんな訳で19時近くにバレエ学校へ迎えに行くのだが、最近は子どもだけで帰るうちもあるため表参道駅までみんなを連れて向かっている。まるで引率の先生だ。
まあ女の子のおしゃべりなこと。表参道駅までの10分間をぺちゃくちゃとよくしゃべる。
昨日も迎えに行き、その中の一人が「MARUはいいよね~。Mバレエ(バレエ学校)までお母さんが迎えに来てくれて。」と言う。
もっと小さい頃はバレエ学校まで迎えに来ているお母さんが多かったのだが、3年生ともなると自宅最寄り駅まで、青山通りまでなど「とりあえず自分で帰ってこられるところまでは自分で帰ってきなさい」というご家庭が増えたため、最近ではあまりお母さんに会わない。ちなみに、バレエの迎えの99%がお母さんだ。残り1%がおばあちゃん。お父さんを見かけることは滅多にない。
これはお父さんは仕事だからという理由もあるのだが、Mバレエ学校の見た目でひいてしまうという理由もあると思う。何しろ真っ白で入ると全面鏡張りでお城のようで、男性には恥ずかしいというか居心地が悪いというか。しかも待合いの場所のベンチはお母さん方がぺちゃくちゃとしゃべりながら大勢いるのだもの。女性の私でさえ慣れるまではひいてしまった・・・。
私の父が時々、MARUを迎えに行ってくれるのだが、その時は絶対に建物の中に入らない。曰く、「はずかしいよ、あそこに入るの」。
子ども達のレッスン時間は年齢によりばらばらなので、兄弟姉妹も習っている場合、妹のレッスンが終わった後、待合いのベンチで姉を待つ姿も見られる。先日は、小2の妹が小3の姉のレッスンが終わるのを1時間近く待っていた。その間、宿題をベンチに広げてやっているあたりが可愛らしい。
毎日毎日、送るのと迎えに行くのとの繰り返しだが、MARUに関して気付くことが多くなった。これはこれで充実している。送り迎えをするのもそう長くはない。仕事の後に1杯飲りにいくのも楽しいが、今は今しかできないことを楽しもうと思う。
これまで母やシッターさんまかせで全くやっていなかったしね。ようやく仕事とプライベートの折り合いがついてきた実感がある。
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