フランクリン・プランナーの手帳もこの3月で使い始めて5年がたった。
「見る」「聴く」のタブを開けると5年の間に見た映画や絵画・美術品、聴いた音楽などがずらっと並んでいる。壮観だ。
この3月は多かった。
映画「ナルニア国物語」
映画「Step!Step!Step!」
バレエ「眠れる森の美女」(Kバレエ団)
コンサート「N響」
コンサート「FM東京少年合唱団」
コンサート「新日本フィル」
コンサート「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2005 プレコンサート」
頻繁に生の芸術に触れていると思考も変わる。
ある人は芸術は本質である、時を経ても変わらない、というようなことを言っていたが、芸術に触れる日々は表面的に綺麗なことを求めるのではなく、本質とは何かを無意識のうちに考えている自分がいる。
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人生いつまで生きられるのか分からないのだからやりたいことを我慢したくはない。
人生の中の大半の時間は仕事だが、ライフワークとして美しいものに関わることは常日頃心がけていたいと思ってきた。
ここにきてMARUがピアノを習い始めたり、マルの同じクラスのお母さんにバレエを誘われたりしてきっかけができる。
引越しがもうじきなので、それが落ち着いたら(段ボールがなくなったら!)バレエも習い始めることにした。
MARUには「ママはバレエやらないからMARUの大変なのが分からないのよ。一緒に習おうよ。」とずっと言われてきたので、MARUは大喜びしている。
あと心残りは中断している茶道。鎌倉に暮らしていた時は週に1度お茶を点てるあの静かな時間が大好きだった。
東京に引っ越して以来、随分ご無沙汰してしまっている。
いい先生はいないものか。
茶道を復活させるなら着付けもおさらいしないと。着物はまあ何とかなるが、帯の締め方を忘れてしまった。頭で理解して身につけたものでないので、手が忘れるとどうにも動けない。
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2週間前からピアノを練習することにしている。思えば15歳でやめたので20年近くまともに弾いていない。指は動くが、ひどい筋肉痛。初日はハノンを2回弾いただけで筋肉が震えてしまった。
まだまだ曲を弾くまでには復活していないが、何も考えずひたすらハノンを弾いているだけで気持ちが落ち着く。
仕事モードへのON/OFFの切り替えってしているようで実はしていなかったなあ。常に頭のどこかで仕事が残っていた。
ハノンを何も考えずに繰り返し弾いている間は何も考えない。頭が仕事モードから切り替わっている。
弾き終わった後のなんとも言えない爽快感。
ああ、これが「切り替える」ってことなんだな、と初めて実感した。
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